支払日は覚えていても、忘れがちになってしまうのがクレジットカードの締め日。
少し複雑なアコムACマスターカードの支払いは、締め日と支払日の関係をきちんと把握しておくことで、支払額を減らすことができるのです!
また、締め日と支払日の仕組みを利用してお得になる使い方も分かりやすく解説します。
この記事の目次
アコムACマスターカードの締め日は毎月20日!と支払日は3種類から選べる
アコムACマスターカードの締め日は毎月20日です。
つまり、先月21日から今月20日までの利用分が、翌月の請求額ということですね!
支払日は3種類から選べるという特徴があります。
- 毎月6日
- 35日ごと
- 毎月指定した日にち
支払日の変更も可能となっているため、都合に合わせて支払いが可能です。
締め日と支払日のそれぞれの詳細については後述しますので、そちらを参考にしてくださいね。
- 締め日……利用した金額を計算し、支払い料金が決定する日
- 支払日……利用した料金を支払う日(=支払い期日)
締め日・支払日が土日の場合はどうなる?
締め日が土日・祝日に重なっても変わらずに締め日の処理が行われます。
支払日が金融機関の休日に重なる場合、翌営業日に指定した口座から引き落とされます。
引き落としが行われる時間は金融機関により異なるため、引き落とし日の前日までに、口座にお金を準備しておきましょう。
締め日と支払い日の例
- 締め日:毎月20日
- 支払日:毎月6日
の場合、1月の締め日である1月20日に支払い金額が決定します(締め日)。
支払い金額が計算されるのは、前月の締め日の翌日から当月の締め日までの利用金額となります。
すなわち、前月21日〜今月20日までの利用額が1月分の支払い金額です。
1月17日 | 18日
5,000円 |
19日
5,000円 |
20日
締め日 |
21日 | 22日 | 23日 |
24日 | 25日 | 26日 | 27日
10,000円 |
28日 | 29日 | 30日 |
31日 | 2月1日
2,000円 |
2日 | 3日 | 4日 | 5日
10,000円 |
6日
支払日 |
7日 | 8日 | 9日
7,000円 |
10日 | 11日 | 12日 | 13日 |
14日 | 15日 | 16日
10,000円 |
17日 | 18日 | 19日 | 20日
締め日 5,000円 |
上記の表を元に、具体的な月ごとの利用金額を見てみましょう。
1月の利用分
1月18日 | 5,000円 |
---|---|
1月19日 | 5,000円 |
合計 | 10,000円 |
1月の利用金額である10,000円は次の支払日、2月6日までに支払いとなります。
締め日である20日以降に利用した金額は次の月の利用金額として計算されます。
2月の利用分
1月27日 | 10,000円 |
---|---|
2月1日 | 2,000円 |
2月5日 | 5,000円 |
2月9日 | 7,000円 |
2月16日 | 10,000円 |
2月20日 | 5,000円 |
合計 | 39,000円 |
2月の利用分は1月21日〜2月20日の利用金額の合計となります。
2月の利用分の39,000円は次の支払日である、3月6日までに支払います。
アコムACマスターカード利用金額の確認方法
クレジットカードの延滞は信用にキズをつけてしまいます。
信用情報にキズがついてしまうと、クレジットカードやローンの審査に通過することが難しくなります。
信用を守るために毎月、利用金額を確認し、次の支払日までにお金の準備をしましょう。
- 郵送
- インターネットの会員ページ
- 電話
0120-134-567
24時間年中無休
申し込み時に「明細の受け取り方法」を郵送か、インターネットのどちらかを選択します。
郵送を選択している場合は毎月届郵送物で、利用金額の確認ができます。
※郵送を選択していても、会員ページ・電話で利用金額を確認することも可能です。
インターネットを選択している方は、会員ページか電話で利用金額を確認することになります。
返済が遅れるとどうなる?
- 遅延損害金が発生する
- カードが使えなくなる
- 督促の電話がくる
- 強制解約
遅延損害金が発生する
遅延損害金とは延滞金のようなもので、支払い金額と別で発生します。
アコムACマスターカードの遅延損害金額は年利14.6%です。
支払い残高に応じて日割りで計算されます。
支払い残高 × 14.6% ÷ 365日 × 延滞日数
例
毎月の支払い金額 5000円
支払い残高 5万円
延滞日数 10日
————————————-
5万円×14.6%÷365日×10日
=200円
この場合、10日間の遅延損害金は200円です。
延滞している毎月の支払い金額5000円 + 遅延損害金200円 = 5200円の支払いとなります。
カードが使えなくなる
支払いが期日までにできなかった場合は、カードの利用もできなくなります。
カードが利用停止にされるのは、最短で本来の支払い期日である支払い日翌日です。
カードが利用停止になった場合、遅延損害金と合わせて支払い、アコムが支払いを確認後、利用再開となります。
支払いが確認されるまで、2〜3日かかる場合があります。
督促の電話がくる
本人の携帯に電話がかかってきます。
電話では「支払いが遅れている理由」や「請求額をいつ支払うことができるか」を尋ねられ、支払い期限の再設定を行います。
電話で支払い期限を再度設定します。
支払い期日までに、支払いが完了すれば利用再開となります。
安心してきちんと対応をしましょう。
アコムACマスターカードからの携帯電話への連絡を無視し続けていると、勤務先にも電話がかかってくる可能性があります。
勤務先に延滞がばれてしまった場合、上司や同僚を巻き込んでさらなるトラブルが発生する可能性がありますから、アコムACマスターカードからの電話にはきちんと対応しましょう。
強制解約
60日以上支払いがない、督促を無視している場合は強制解約となる可能性があります。
強制解約はアコムACマスターカードが使えなくなるだけではありません。
金融機関が共有している個人の信用情報にキズがつきます。
信用情報にキズがつくと5年間、事故情報として残り、他のクレジットカードの審査にも通らなくなります。
支払いが遅れる時はすぐに連絡!
支払いが遅れる時はすぐにアコムに連絡をしましょう。
電話をしても、支払い金額は変わりませんが、連絡をするのとしないのでは、アコムからの信用度が大きく変わります。
電話をすることによって、支払い期日を再度設定できたり、支払いに関する相談ができます。
支払いができないと分かった時点で、アコムに相談をしましょう。
アコム総合カードローンデスク
0120-629-215
月曜〜金曜 9:00〜18:00
アコムACマスターカードお得な使い方
アコムACマスターカードはリボ払いにのみ対応しているカードです。
リボ払いには、リボ手数料がかかります。
リボ払いは、気づかないうちに返済金額が膨れ上がっていたり、手数料が高額になりやすいため、少し難しい支払方法です。
しかしアコムACマスターカードでは、実質的に一括支払いにすることで、リボ手数料をかけずに利用することができるのです!
そこで、リボ払いを実質一括支払いにする方法を紹介します。
- 締め日から翌月6日の間に支払いをする
- 毎月の支払い金額を高く設定しておく
締め日から翌月6日の間に支払いをする
リボ手数料は毎月7日から支払い残高(リボ残高)に応じて日割りで発生します。
締め日である20日から6日の間に一括で支払いをすると支払い残高は0円となり、リボ手数料がかかりません。
リボ払いではない、一般的なクレジットカードと同じ使い方ができます。
毎月の支払い金額を高く設定しておく
リボ払いは毎月の利用金額に関係なく、事前に設定している金額を毎月支払っていきます。
そのため、利用額が多い月は支払いきれなかった金額(支払い残高)が発生し、それに応じて手数料がかかります。
リボ手数料は支払い残高(リボ残高)に応じて手数料がかかります。
利用金額 < 毎月の支払額の状態になれば、支払い残高が残らないので、リボ手数料はかかりません。
この方法は、毎月の利用金額が一定の方におすすめの使い方です。
まとめ
アコムACマスターカードは支払いパターンが多く、少しややこしいかもしれません。
そのため、締め日での利用金額の確認は必須であると考えてください。
大きな延滞などが発生すると、信用にキズをつけてしまいます。
アコムACマスターカードの締め日は毎月20日です。
締め日には利用金額を確認する習慣をつけ、計画的に利用するようにしましょう。

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