イオンカードセレクトのメリット・デメリットと違いは?実際には何円お得になったのかを計算し比較してみました。引き落とし口座に必須であるイオン銀行の利点も解説しています。切り替えや新規登録の迷いを解決します!
この記事の目次
イオンカードセレクトとは
イオン銀行口座を引き落とし口座に設定するイオンのクレジットカードです。
イオンカードにはない特典を受けることができます。
イオンカードとの違いは?
イオンカードセレクトのメリット・デメリット
イオンカードセレクトのメリット
- 1枚のカードで完結するため管理が楽
- 支払いの反映が早い
- 支払い遅れの際に再引き落としがある
- イオン銀行手数料の優遇がある
- ポイントがたまりやすい
クレジットカードにイオン銀行のキャッシュカード機能が追加されているため、カードの保管・出入金の管理が楽になります。
イオン銀行口座を利用することで再引き落としや支払い後の反映がスムーズ、ATM手数料がかからないなど、便利にイオンカードを使うことができるのです。
イオンカードセレクトにしかないポイントアップがあり、イオンカードに比べるとポイント還元率が上がります。
イオンカードセレクトのデメリット
- イオン銀行の口座開設が必要
イオンカードセレクトのデメリットはほとんどありません。
イオン銀行口座を持っていない方は口座開設が必要なので、申し込みの際に入力や記入が増えてしまい少しだけ手間がかかります。
イオンカードセレクトの特徴
①カード1枚に3つの機能がまとまる
イオンカードセレクトはクレジット機能、WAON(電子マネー)機能、イオン銀行キャッシュカード機能がが1枚にまとまったカードです。
それぞれのカードを持ち歩かなくていいというメリットがあります。
②イオン銀行各種手数料の優遇
イオン銀行利用で発生する手数料の優遇があります。
金融機関 | 優遇後の手数料 | |
---|---|---|
出入金手数料縦 | イオン銀行ATM | 24時間365日 無料 |
ゆうちょ銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行 | 所定時間内 無料 | |
振込手数料 | イオン銀行 | 24時間365日 無料 |
イオン銀行以外 | 最大月に5回まで無料 |
③ポイントがたまりやすい
イオンカードセレクトだけのポイントアップがあります。
WAONオートチャージ | 200円で1ポイント |
---|---|
公共料金の支払い | 1件につき毎月5WAONポイント |
給与振込口座に設定 | 毎月10WAONポイント |
イオンカードセレクトはどれだけお得?
1ヶ月を通して利用したイオンカードの内訳を例にし、イオンカードセレクトとイオンカードでどれほどの差があるのか、ポイントを全て円に換算して比較してみました!
利用内訳 | イオンカードセレクト | イオンカード |
---|---|---|
WAONオートチャージ(1万円) | +50ポイント(50円) | ±0 |
公共料金の支払(2件) | +10ポイント(10円) | ±0 |
給与振込口座に設定 | +10ポイント(10円) | ±0 |
他銀行への振込(1万円以上) | ±0円 | −216円 |
イオン系列店での買い物(1万円) | +100ポイント(100円) | +50ポイント(50円) |
他行ATMでお金を下ろした(1万円以上) | ±0円 | −108円 |
WAONで決済(1万円) | +50ポイント(50円) | +50ポイント(50円) |
合計 | +220円 | −224円 |
イオンカードセレクトでは+220円、イオンカードでは手数料として支払い金額が大きかったため−224円でした。
イオンカードセレクトはイオンカードに比べると444円お得という結果に。
444円をどれほどお得と感じるかは人によって違いますが、上記の例だと年間で5,328円イオンカードセレクトがお得になっています。
イオンカードセレクトは使い方次第でお得になる!
イオンカードセレクトとイオンカードを比べると、前者の方がお得になります。
しかし、実際の金額に換算すると「ほとんど差がない」と感じる方が多くいるのが現状です。
理由は基本のポイント還元率は0.5%と高いとは言えないからです。
そこでイオンカードセレクトをお得にするためには使い方が重要になります。
イオンカードセレクトがお得になる人とならない人の特徴を紹介するので、ぜひカード選びの参考にしてください。
イオンカードセレクトがおすすめな人
◻︎財布のカードを極力減らしてスッキリさせたい
◻︎支払い履歴の反映はできるだけ早くしてほしい
◻︎支払い遅れになった時は再引き落とししてほしい
◻︎イオンでよく買い物をする
◻︎イオンの系列店でよく買い物をする
◻︎コンビニのATMを利用することが多い
◻︎WAONを頻繁に使う
◻︎公共料金や給与口座などを1つの金融機関にまとめたい
イオンカードセレクトをおすすめできない人
◻︎イオンであまり買い物をしない
◻︎イオン系列の店であまり買い物をしない
◻︎クレジットカードはポイント還元率を重視して選びたい
◻︎クレジットカードの引き落としをイオン銀行口座にすると不便
◻︎旅行傷害保険がほしい
◻︎ステータスがあるカードを選びたい
◻︎電子マネーはほとんど使わない
イオン銀行口座を開設するメリット
イオンカードセレクトはイオン銀行口座が必要です。
そこでイオン銀行はどのような銀行なのか、メリットとデメリットを解説していきます。
イオン銀行の利点と特徴
①預金金利は最大0.12%
他の銀行金利と比べるとトップクラスの金利の高さです。
イオン銀行の最大のメリットは普通預金でも高金利な点と言えます。
②手数料無料で使えるATMが豊富
イオン銀行だけでなく、ゆうちょ銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行など大手銀行ATMの手数料が無料になっています。
地方銀行も手数料無料で利用できるところも多くあり、今後も手数料が無料で使えるATMが増えていくと考えられます。
③店舗は年中無休夜9時まで営業
イオン銀行の店舗はイオンの中やビルに入っており、イオンの営業時間に準じています。
一般的に銀行は平日のみ、17時までしか営業していないので不便を感じたことはないでしょうか?
その点イオン銀行は相談にも行きやすく、口座を持っていて損することはないと言えます。
④インターネットバンキングも使える
店舗の窓口もありますが、インターネットバンキングを利用して、スマホからも簡単に取引を完結させるこができます。
操作もしやすく、時間がないときにも便利です。
イオン銀行のデメリット
①他行への振込手数料がかかる
他銀行への振込は通常手数料がかかりますが、他銀行はサービスの優位性を図るため「手数料無料」「月〇〇回まで手数料無料」という銀行が増えています。
イオン銀行は取引内容・頻度に応じてステージを設けており、ステージランクが上がると最大月5回は無料になります。
振込手数料を無料にするには条件が必要なので、全ての人が手数料無料になるわけではありません。
②セブン銀行ATMが利用できない
セブン銀行ATMはサービスエリアや空港や駅など便利な立地に多く、設置台数は日本でトップクラスです。
しかし、イオン銀行はセブン銀行ATMの利用ができません。
普段からイオン銀行ATMを頻繁に利用している方は少し不便に感じてしまいます。
③通帳は発行されない
イオン銀行は通帳がありません。
最近では「ネット銀行」や「エコ通帳」など通帳を発行しないという選択肢が用意されているので、何も不便を感じないという方も多いと思いますが、通帳が必要な方にはあまりおすすめできません。
イオンカードセレクトQ&A
イオンカードからの切り替えはできる?
イオンカードからイオンカードセレクトへの切り替えはできます。
すでにイオンカードを持っていれば、申込書の記入・郵送、届け印不要で手続きを完了させることができるのです。
ポイントの引き継ぎ
イオンカードセレクトに切り替えると、WAONPOINTは自動で引き継がれます。
WAONポイントに関してはWAONスステーション、もしくはATMなどで引き継ぎ操作をしなくてはなりません。
イオンカードからイオンカードセレクトへの切り替え、ポイントの以降方法について詳しくはこちらで解説しています。
申し込み方法はイオンカードとは違う?
イオンカードセレクトの申し込みはイオンカードの申し込み方法と同じです。
1点だけ異なる点は郵送での申し込み、満20歳以下のどちらかに該当する場合は、届け印が必要になることです。
※店頭申し込みの場合はサインで対応可能。
以前、イオンカードセレクトはネット申し込み→店頭受け取りの即時発行の対象外でしたが、現在は即時発行が可能になりました。
イオンカードの作り方・申し込み方法についてはこちらで詳しく解説しています。
イオンカードセレクトでもゴールドカードが作れる?
イオンカードセレクトでもゴールドカードが作れます。
ゴールドカードに切り替わった場合、自動的にイオンカードセレクトのゴールドカードです。
カードのデザインによって特典は変わる?
イオンカードのデザインによって特典は変わりません。
キャンペーンなどによっては限定デザインもあるので、気に入ったデザインがあれば2枚目を作るのもおすすめです。
イオンカードと審査基準は違う?
イオンカードセレクトの審査基準や審査内容はイオンカードと変わりません。
審査落ち理由や基準について詳しくはこちらで開設しています。
まとめ
イオンカードを作るなら、イオンカードセレクトの方が特典が多く便利になるのでおすすめです。
どちらにするか迷ったら引き落とし口座は「イオン銀行」か「他の銀行」がいいのかを基準に考えてみてください。
- 毎月20日30日はイオン5%オフ!
- イオン銀行普通預金金利がおトク!
- イオン銀行ATMなら手数料365日24時間無料!

年会費(初年度) | 年会費(2年目以降) | 発行期間 | ||
無料 | 無料 | 2日〜2週間 | ||
還元率 | マイル還元率 | 利用可能枠 | ||
0.5% | — | — | ||
電子マネー | 国際ブランド | |||
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- 年会費無料
- 即日発行
- 審査が不安
- マイル
が貯まる - ポイント
が貯まる
- ETCカード
- リボ払い
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- ショッピング保険
イオンに行く人は重宝するカード、行かない人にはあまりメリットがないかもしれません。使うんなら、とことん使って年会費無料ゴールドカードをめざすべきです。
イオン銀行の普通預金が常時0.1%上乗せ(半年複利)されます。これが凄すぎます。いまどきマイナス金利となんとかで、定期預金のキャンペーンでも常時これだけの優遇は他にはないと思います。
現在のキャンペーンはこちら。
開催期間 |
---|
・申込期間:2023/1/11~2/10 ・利用期間:2023/1/11~3/10 |
<利用条件の詳細>
①カードご入会特典
・利用期間中、1回でもクレジット払いご利用いただくと1,000WAON POINT進呈(JMBカードは500マイル進呈)
②カードご利用特典
A・3,000WAON POINT 進呈(JMBカードは1,500マイル進呈)
※クレジット払い20,000円(税込)以上利用者の中から抽選で5,000名
B・15,000WAON POINT 進呈(JMBカードは7,500マイル進呈)
※クレジット払い40,000円(税込)以上利用者の中から抽選で400名
※利用特典A、Bの重複進呈は無し となります。
▼カード名称 ※キャンペーン対象券種の詳細
・イオンカードセレクト
・ミッキーセレクト
・トイセレクト
・ミニオンズセレクト
・イオンカード(ミニオンズ)
・イオンカード(WAON一体型)
・ミッキー(WAON一体型)
・トイ(WAON一体型)
・イオンJMBカード
・イオン首都高カード
・イオン E-NEXCO passカード
・KASUMIカード
・イオンTHRU WAYカード
・イオン NEXCO中日本カード
・東北電力カード
・イオンNEXCO西日本カード
・イオンカード(SKE48)
・マルエツカード
・イオンカード(櫻坂46)
・住友不動産ショッピングシティ
作り方から使い方、ポイントの貯め方やトラブルが起きた時の対処法までイオンカードについての記事をまとめました。
イオンカードの種類一覧、違いについては以下の記事で詳しく解説しています。

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