セゾンアメックスプラチナカードの審査基準や内容はどうなっているのでしょうか?セゾンだから甘いのか?それとも厳しいのか詳しく解説していきます。また、審査にかかる期間や結果の連絡方法、審査落ちの原因と対処方法についても触れています。
この記事の目次
アメックスプラチナセゾンの審査基準は甘い?
まず、AMEX(アメックス)プラチナセゾンは直接申し込みすることができません。
本家アメックスプラチナ同様に、招待(インビテーション)制となっています。
つまり、新規申込を前提とした審査基準や内容は設けられていないということになります。
セゾンから招待(インビテーション)が届いた場合、申し込みすれば審査落ちすることはほとんど無くセゾンプラチナアメックスを発行できます。
※過去に、医師向けのポータルサイトの「m3.com」にて会員限定でセゾンプラチナアメックスの直接申し込みが可能となっていたことがあったようです。今後やるかはかなり怪しいですが、会員の方は今後のキャンペーンに期待するのもアリかも?
まずはセゾンアメックスパール、ブルー、ゴールドから始めよう
セゾンプラチナアメックスの招待(インビテーション)は、以下のセゾンアメリカン・エキスプレスカード所有者に送られてきます。
プラチナ以下のセゾンアメリカン・エキスプレスカードには以下の3種類があり、いずれも初年度無料で利用することができます。
チェックしよう!
- パール(年会費1,000円/税抜)
- ブルー(年会費3,000円/税抜)
- ゴールド(年会費10,000円/税抜)
最もプラチナの招待(インビテーション)をもらいやすいのはゴールドと考えられますが、「パール」「ブルー」の利用でもプラチナの招待が来るという実績もあります。
インビテーションをもらうには?
上記で紹介したカード(理想はゴールド)で良好なショッピング&返済実績を積めばいずれ招待(インビテーション)が送られてきます。
利用頻度が多くコツコツと利用したり、年間で100万〜200万円以上ほど利用すれば問題なく届く可能性があります。
とは言え、上記より少額でも招待(インビテーション)が来た事例があるため、年間利用額の目安は参考程度にしてください。
また、セゾンアメリカン・エキスプレスカードだけでなく、他の保有するクレジットカードやその他金融商品で支払い遅れや延滞・滞納をしていないことは必須条件となります。
例外的に、セゾンアメリカン・エキスプレスのデスクに電話でインビテーションの申請をすると申込書を送ってもらえることがあります。
これはセゾンアメリカン・エキスプレスの保有期間や利用実績により断られる可能性もありますが、ダメ元で聞いてみても良いかもしれません。
個人で申し込み可!セゾンアメックスプラチナ・ビジネスカード
セゾンプラチナアメックスには個人事業主または経営者向けに「ビジネスカード」も存在します。
ビジネスカードの場合、招待(インビテーション)不要なため新規で直接申込みすることが可能です。
招待を待たずにできるだけ早くプラチナカードが欲しい方におすすめです。
ビジネスカードとは言っても、こちらはサラリーマンでも申込みすることが可能となっています。
※申し込みページの職業欄をご覧ください↓
引き落とし口座も法人用だけでなく、個人用を設定することもできます。
セゾンアメックスプラチナ・ビジネスカードの申し込み条件
セゾンアメックスプラチナ・ビジネスカードの申込み条件はこちら↓
チェックしよう!
- 18歳以上(未成年、学生不可)
- 連絡可能な方
- セゾンの提携している金融機関の口座を持っている
18歳以上であれば、個人、法人にかかわらず申し込みが可能です。
申し込みはWEBかキャンペーンデスクからできます。
セゾンアメックスプラチナ・ビジネスの審査基準は甘い?
セゾンプラチナアメックスビジネスカードはクレディセゾンによって審査&発行されます。
そのためアメリカン・エキスプレス社は審査に直接関わっていません。
クレディセゾンはいわゆる「信販系」と呼ばれるクレジットカード会社で、比較的審査が厳しくない傾向にあります。
とは言っても、アメリカン・エキスプレスのライセンスを使用したプラチナカードなので通常のセゾンカードよりは厳しいです。
また、アメリカン・エキスプレスのブランドイメージもあるため、誰でも作れるほど審査は甘くならないよう基準を設けられていると考えられます。
セゾンプラチナアメックスビジネスカードは、法人カードなのに代表者(申込者)個人の信用情報を基にした審査になります。
そのため、審査内容では通常のクレジットカード同様に
・収入(年収)
・勤続年数、事業の継続年数
・個人信用情報
をチェックされると言えるでしょう。
セゾンアメックスプラチナビジネスカードの審査に落ちる理由
セゾンアメックスプラチナビジネスカードの審査に落ちてしまう場合、以下の理由に当てはまる場合が多いです。
①属性が低かった
セゾンアメックスプラチナビジネスに求められる収入や勤続年数の基準に満たない場合、審査落ちしてしまいます。
クレディセゾン発行とは言え、アメリカン・エキスプレスブランドのプラチナカードです。
最低の勤続年数や年収は求められると考えましょう。
②申込み内容に不備があった
申し込み内容に間違いや不備があると上手く審査が進められず審査落ちしてしまいます。
特に個人情報や勤務先情報など、本人確認書類との整合性が取れない場合はかなりシビアに判断されてしまいます。
③申し込み確認の電話に出なかった
セゾンアメックスプラチナビジネスカードは申込み後にクレディセゾンから、本人意思確認として電話がかかってくる場合があります。
これに出ないと審査が遅れるだけでなく、長期間放置した場合はキャンセルとなってしまう可能性があります。
④在籍確認が取れなかった
セゾンアメックスプラチナビジネスカードでは勤務先、または自分の経営する会社へ在籍確認の架電が行われる場合があります。
基本的に個人名で電話をかけて来ますが、誰も電話に出なかったり、出ても本人が在籍しているという確認ができなかった場合には在籍確認が取れず審査落ちしてしまいます。
問題なく在籍確認を済ませるためには予め電話を取れるように準備をしておくか、職場の人へその旨を伝えておくとスムーズです。
在籍確認の連絡は10:00〜20:00間に行われます。
⑤多重申込みをしている
以前にセゾンアメックスプラチナビジネスカードに審査落ちしたのに期間を空けずに申し込みをしたり、他社のカードをいくつも同時期に申し込みしている場合は「多重申込み」となり審査落ちする可能性が高くなります。
多重申込みは、お金のやりくりにこまっている印象を与え、返済能力を疑われてしまいます。
⑥信用情報にキズがある
過去に他のクレジットカード等で支払い遅れや滞納をした場合、個人信用情報機関に事故情報として記録されてしまうことがあります。
これはいわゆる「ブラックリスト」という状態ですが、この場合セゾンアメックスプラチナビジネスカードに限らずクレジットカードの審査に通ることはまずありません。
この場合、個人信用情報機関から事故情報が消えてから申し込みをする必要があります。
⑦セゾンカードで支払い遅れをしたことがある
過去にセゾンカードで支払いを繰り返し遅れたり、遅れたまま滞納したことがある場合「社内ブラック」と呼ばれる状態になり非常に審査に通りにくくなります。
個人信用情報機関に登録されるほどではない遅れでも、社内ブラックとなってしまうと、半永久的に記録が残り続けてしまいます。
これは自社にとって不利益な客と判断されてしまったためです。
申し込み前に過去にこのようなことをしていないか確認しておくようにしましょう。
セゾンアメックスプラチナビジネスカードの審査に通るコツ
セゾンプラチナアメックスの審査に通るためには以下のポイントを抑えることが大切です。
いずれも審査落ちする要素をなるべく消すために必要なので確認しておきましょう。
①属性を磨いておく
最低限の年収や勤続年数を積んでから申し込みをすることでより審査に通過しやすくなります。
副業をして年収の底上げをしたり、勤続年数の更新タイミングが近ければ待つ等、属性を磨いてから再チャレンジしてみましょう。
②申し込み内容は正確に記入し、なるべく全て埋める
申し込み内容に間違いや虚偽の内容は無いか?必ず確認してから申し込みするようにしましょう。
申し込み無いように間違いがあることに気がついた場合、すぐに電話して訂正するようにしましょう。
また、属性が審査基準ギリギリの場合、なるべく多くの要素を提示したほうがより審査に有利に働きます。
③意思確認や在籍確認の準備をしておく
申込みの意思確認の電話には必ず出ましょう。
見知らぬ番号だからといって無視せず、ちゃんと出るか折り返すなどし対応しましょう。
また、事前に職場へ在籍確認がある旨を伝えておくか、自分が電話対応しやすい時間帯をクレディセゾンで伝えることでスムーズに進められます。
④多重申込みをしない
セゾンアメックスプラチナビジネスカードが欲しい場合、1枚に絞って申し込みしましょう。
クレジットカードの申込情報は6ヶ月間個人信用情報機関へ登録されます。
そのため他のクレジットカードを最後に申し込みしてから最低半年の期間を空けることが理想的です。
また、クレディセゾンのクレジットカードを直近で申し込みしていた場合にもこれに当てはまります。
ステータス重視ならプロパーのアメックスプラチナを目指そう
もしセゾンアメックスプラチナカードをステータス目的で申し込みを検討しているのであれば、本家アメックスの方が断然ステータス性があると言えます。
セゾンアメックスプラチナはあくまでもクレディセゾンが発行しており、アメックスのライセンスを借りているに過ぎません。
それに対して、アメリカン・エキスプレス社が発行するプロパーカードなら本物のステータスを味わうことができます。
どうせステータス性のあるプラチナカードを目指すなら、本家アメックスのプラチナカードを目指してはいかがでしょうか?
アメックスプラチナの登竜門であるアメックスグリーンやゴールドの審査基準は以下の記事で詳しく解説しています。

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