こんにちは!ライターのmiyamotoです!今回は、ANAマイラーの皆さんには大変魅力の多い「ANAアメックス(AMEX)ゴールドカード」と「ANAダイナースクラブカード」の違いについてご紹介いたします。
この2枚のクレジットカードには、世界的に高い評価を受けているブランドイメージと大変お得で便利なサービスが付いています。
数あるクレジットカードの中からこの二つに絞り込んだのであれば、さらに詳しい違いに目を向けてより使い勝手の良い方を選んでみましょう。
この記事の目次
ANAアメックス(AMEX)ゴールドとANAダイナースの基本スペック比較
ANAアメックスゴールドとANAダイナースでは、どちらもプロパーカードと比較して若干年会費が高くなっています。
しかし、その分サービス内容としてアメックスでは「アメリカン・エキスプレスカードのサービス」プラスANAの特典、ダイナースでは「ダイナースクラブのサービス」プラスANAの特典と、それぞれダブルの楽しみ方が可能です。
(ちなみにアメックスプロパーのゴールドカードでは年会費29,000円+税、ダイナースクラブでは22,000円+税となっています。)
券名 | ANAアメックスゴールド | ANAダイナース |
---|---|---|
券面 | ||
年会費 | 31,000円+消費税 | 27,000円+消費税 |
審査基準 | 原則として20歳以上で定職のある方 | 年齢27歳以上の方 |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワードポイント | ダイナースクラブ・リワードポイント |
還元率 | 0.333~0.6%(ANA関連で) | 0.4~1.2%(ANAスカイコイン) |
マイル還元レート | 1000ポイント=1000マイル | 1ポイント=1マイル |
海外旅行保険 | 利用付帯(10,000万円) | 利用付帯(10,000万円)自動付帯(5,000万円) |
国内旅行保険 | 利用付帯(5,000万円) | 利用付帯(10,000万円)自動付帯(5,000万円) |
ショッピング保険 | 500万円 | 500万円 |
優待サービス | ・国内主要空港27空港と海外2空港で提供される空港ラウンジサービス・ANAの公式ウェブサイト「ANA SKY WEB」利用・ANAグループ利用でのポイント優遇制度・空港クロークサービス・帰国時手荷物無料宅配サービス・エアポート・ミール・クーポン・ワインクラブや劇場への優待・レストランなどの割引優待が受けられる「アメリカン・エキスプレス・セレクト」・リターン・プロテクション・キャンセル・プロテクション
・オンライン・プロテクション ・グローバル・ホットライン
|
・国内外550ヶ所以上の空港ラウンジが無料で利用可能・ANAの公式ウェブサイト「ANA SKY WEB」利用・ANAグループ利用でのポイント優遇制度・ANA SKY コイン利用可能(1,000ポイント=1,200スカイコイン)・帰国時手荷物無料宅配サービス・ダイナースクラブ・サインレス・スタイル・ダイナースクラブ・エグゼクティブ・ダイニング・スポーツクラブ・ゴルフ優待
・トラベルデスク |
ANAアメックスゴールドカードとANAダイナースクラブカードのマイルとポイントの違いは?
どちらにも入会特典と継続特典のボーナスマイルが付与されます。
ボーナスマイルは2000マイルで毎年カードを使わなくても付与されるサービスです。
また、以下のサービスはANAマイレージクラブのサービスとしてどちらのカードも共通となっています。
- 搭乗ごとに区間基本マイレージのプラス25%
- ANAカードマイルプラス提携店でマイルとポイントのダブル付与
- ANAマイレージモールでのマイル付与
- 電子マネーEdy200円につき1マイル加算
大きな違いとして挙げられるのは、ANA関連のショッピングなどでの還元率の高さです。
ANAグループのご利用で100円=3ポイント=3マイル貯まるのはANAアメックスの特徴です。
一方ダイナースでは、ANAで利用できる電子マネー「ANA SKY コイン」を1,000ポイント=1,200スカイコインの高還元で利用できます。
その他の特典の違いを比較してみよう!
アメックスとダイナースのプロパーカードとしての魅力も十分に入っていますが、それぞれに強みが違います。
その強みの違いを比較してみましょう。
空港サービス比較
ANAアメックスゴールドとANAダイナースの空港ラウンジサービスでは、圧倒的にANAダイナースが優っています。
特に海外での空港ラウンジの利用を希望する場合には、ダイナースが有利です。
ただし、空港クロークやエアポート・ミール・クーポン、エアポート送迎サービスなどの細かいサービスではアメックスも魅力あるサービス内容となっています。
ダイニングサービス比較
ダイニングサービスの充実では、ダイナースクラブは本家本元のハイスペックなサービスを展開しています。
ダイニングサービスの特徴としては、2名で1名無料、または6名以上で2名無料になるコース料理代金のサービスやサインレスの会計などがあります。
ANAアメックスゴールドもダイニングサービスがありますが、「アメリカン・エキスプレス・セレクト」はもともとアメックスグリーンのサービスとなっており、ゴールドカードとしてはやや物足りなさを感じる人もいそうです。
旅行保険比較
海外旅行保険ではANAアメックスもANAダイナースも同等の内容の補償となっていますが、国内の充実度ではANAダイナース優位です。
また、ANAダイナースの国内旅行保険はダイナースのプロパーカードと比較してもアップグレードしています。
国内旅行保険でこれほどの高額な自動付帯はなかなかありません。
ANAアメックスとANAダイナースではどちらを選ぶ?
二つのクレジットカードの特徴の違いを比較してみましたが、どちらもANA関連や旅行関連のサービスが高いことが分かりました。
それぞれに充実しているサービスが異なっており、どちらにもメリットがあるため、どちらかを選ぶ場合にはサービス内容で重視したいものを元に選択することが必要のようです。

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