こんにちは!ライターのmiyamotoです!マイルを貯めている人にとっては、クレジットカード利用によるマイル還元は大きなメリットと言えますね。
ですが、クレジットカードによってそれぞれマイル還元率は違っており、ちょっとの差が貯めていくうちに大きな差につながっていくこともあります。
そのため、カード選びの段階で、マイルが有利に貯められるかどうかを考えることが大切です。
今回は、ANAアメックス(AMEX)とANA VISAカードのマイル還元率について比較してみたいと思います。
どちらもANAマイレージを利用している人に便利なクレジットカードです。
ANAアメックス(AMEX)とANA VISAカードの基本スペックを紹介!
ANAアメックス(AMEX)とANA VISAカードの基本スペックからご紹介していきます。
どちらも当然、ANAマイレージを貯められるようになっておりますが、若干貯め方に差があります。
また、どちらもクレジットカードにもともとついているポイントプログラムも利用でき、そこからマイルへ移行するようになっています。
発行 | ANA アメリカン・エキスプレス・カード | ANA VISAカード |
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公式サイト | ▶︎ANA・アメックス | ▶︎ANA VISA |
年会費 | 7,000円(税抜き) | 2,000円(税抜き) |
審査基準 | 原則として20歳以上で定職のある方 | 満18歳以上の方(高校生・大学生は除く) |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワードポイント |
Vポイント |
還元率 | 0.333%~0.6%(ANA関連利用時のみ) | 0.5% |
マイル還元率 | 100円=1~1.5ポイント1000ポイント=1000マイル(参加登録費:年間6,480円) | 通常コース:200円=1ポイント=1マイル(移行手数料:無料) 2倍コース:200円=1ポイント=2マイル(移行手数料:年間6480円) |
海外旅行保険 | 利用付帯(3,000万円) | 自動付帯(1,000万円) |
国内旅行保険 | 利用付帯(2,000万円) | 自動付帯(1,000万円)※航空機搭乗中のみ |
ショッピング保険 | 200万円 | 100万円 |
ANAアメックス(AMEX)とANA VISAカードのマイル移行の方法は?
ANAアメックス(AMEX)とANA VISAカードのマイル移行方法について詳しくご説明いたします。
基本的には簡単な方法ですが、それぞれにマイルを貯めやすい優遇サービスを持っています。
ANAアメックス(AMEX)カードのマイル移行とサービス
ANAアメックス(AMEX)カードでは、まず、ANA以外のショッピングでは100円=1ポイント、ANAグループ利用では200円=3ポイント(1.5倍)とポイントの貯まり具合が違います。
ポイント移行コース(マイルに移行するためのシステム)は、以下のような内容です。
- 参加登録費:年間6,000円(税抜き)
- ポイント有効期限:無期限
- 年間移行ポイント:無制限
ポイント無期限のサービスはポイント移行サービス登録時だけのサービスで、ポイント有効期間36ヶ月の縛りをなくすことができます。
マイルを使うまではポイントプログラムに貯めておき、使う際にマイル移行を行うだけで実質マイルも無期限です。
マイル付与サービスは?
新規入会で1000マイル、継続特典として毎年1,000マイルのプレゼントもあります。
また、フライトごとに通常のフライトマイル+10%のマイルがもらえます。
ANAカードマイルプラス提携店でカードを利用すると、ポイントと100円=1マイル(または200円=1マイル)がダブルでもらえる特典もあります。
ANA VISAカードのマイル移行とサービス
ANA VISAカードのマイル移行では、コースを選べるようになっています。
<通常コース>
- 交換レート:1ポイント=1マイル
- 移行手数料:無料
- 移行単位:1ポイント
<2倍コース>
- 交換レート:1ポイント=2マイル
- 移行手数料:年間6,000円(税抜き)
- 移行単位:1ポイント
手数料無料の通常コースと手数料有料の2倍コースが選択の難しいところです。
年間マイル利用状況と手数料を比較して、お得な方を選ぶことが必要となるでしょう。
マイル付与サービスは?
入会時とカード継続サービスで、毎年2000マイルがもらえます。
さらに、搭乗ごとに基本マイレージに×25%のプラスアルファもあります。
細かいところですが、日常のお買い物で利用できる「Edy」の支払いでも200円=1マイル還元があります。
また、アメックス同様に、ANAカードマイルプラスでは、提携店でのカード利用でさらに100~200円=1マイルがもらえます。
三井住友系のサービスである「マイ・ペイすリボ」に登録すれば、リボ払い手数料が発生する月は1,000円=3マイル相当のボーナスポイントもあります。
結局どちらがお得なの?
二つのカードのサービス内容をご紹介しましたが、基本的にはアメックスのマイル還元率の方が少し良さそうに見えます。
特に、ANA関連のショッピング、航空機利用でのポイント加算は嬉しい限りです。
しかし、VISAの方には入会特典などのボーナスが大きく、航空機利用では加算も有利になっています。
また、マイル還元の単位がアメックスでは1,000ポイントからなのに対して、VISAは1ポイントから可能なのもメリットとなります。
頻繁に海外旅行や出張などがある場合にはアメックスの方が貯まりやすそうですが、日々の買い物や持っているだけでもマイルが貯まるのはVISAかもしれません。

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