銀行カードローンの審査に落ちる理由や対策方法

[最終更新日]2018/10/10

『カードローンでお金を借りたいけど審査に通るか不安… 』『審査に落ちてしまったばかり…』という方。当サイトではカードローン審査の流れや仕組み、すぐに実践可能な審査に通る対策ポインントをFPとローン会社の元審査担当が解説しました!

銀行カードローン,審査,落ち

「銀行カードローンに申し込みたいけど審査に通るか不安……」

「審査に落ちたばかりだけど他の銀行カードローンにすぐ申し込んでも良いのかな?」

などの不安を抱える人は多いです。

なぜ審査に通らなかったのかを考えなければ、やみくもに申し込みをしても審査には通りません。審査に通らなかった理由を知るためには、銀行カードローンの審査ではどんな項目を重視されるのかを知る必要があります

本記事では、銀行カードローン審査の流れ仕組みに加え、

銀行カードローン,審査

などについて、分かりやすく解説しています。

最下部には、よくある質問をまとめたQ&Aコーナー銀行カードローン各社の審査まとめ一覧をご用意しました。ぜひ参考にしてみてください。

▶︎審査が甘い銀行カードローンはある?はコチラ!

この記事の目次

借入可能なのかシミュレーションで3秒診断!

まずは、今もしあなたが銀行カードローンへ申し込みをしたら審査に通るのかどうかをシミュレーション(シュミレーション)してみましょう。

カードローン審査シミュレーター

消費者金融は銀行カードローンより審査が甘い?

銀行カードローンの審査に落ちる1番の理由は返済能力!

銀行カードローン,審査,落ち,返済能力

銀行カードローンの審査に落ちる最大の理由は、あなたには「返済能力がない」と銀行(保証会社)に思われてしまうことです。

銀行カードローンの審査に通らない理由は、1つではありません。ですが、銀行カードローンの審査に落ちる最大の理由はカードローンの申し込みをする人、つまりあなたの返済能力が原因だと考えられます。

「ちゃんと仕事をしているのに、何がダメなんだ?」

そう考える人もいるでしょう。

しかし、銀行カードローンの審査では、安定収入があるかどうかだけではなく様々な面から返済能力を見られます。

銀行カードローンの審査基準は「3C」

銀行カードローンの審査において重要視されるのは、3Cです。

  • Capacity(キャパシティ)
  • Character(キャラクター)
  • Capital(キャピタル)

この3つのCを、3Cと呼びます。

Capacity(キャパシティ)

申込者の収入やその他の借入額などを含めたトータルの返済能力のこと

Character(キャラクター)

申込者の性格を指す
仕事に対して真面目かどうか、ウソをつく人かどうかなどを総合的に見られ判断される

Capital(キャピタル)

申込者本人や家族の所有する資産や財産のこと
預金や不動産、土地、株などを指す

3Cは、銀行カードローンだけでなく住宅ローンやカーローンなどでも重視される審査基準です。つまり、3Cが揃っていれば審査に通りやすいし、揃っていなければ通りにくいとも言えますね。

では、3Cは審査の中でどのように判断されるのでしょうか?

詳しくはこちらの銀行カードローンの審査基準や流れに関する詳細ページで解説しています↓

銀行カードローンの審査基準・流れ・内容を徹底解説!
2018.08.24

銀行カードローン審査に落ちる根本的な理由と対策方法

銀行カードローン,審査,落ち,理由,対策,

銀行カードローンの審査に通らなかった理由を、銀行は教えてくれません。

しかし、銀行カードローン審査に落ちる根本的な理由は基本的にこの3つです。

銀行カードローン,落ちる,理由

では、早速1つ目の理由から見ていきましょう。

①信用情報の事故(異動)情報

信用情報機関に事故情報(異動情報)が登録されていれば、銀行カードローンの審査にはまず通りません。

本審査で信用情報機関に情報を開示してもらった銀行は、その情報内に事故(異動)の情報が載っていないかどうかをチェックしています。俗に言う「ブラックリストに登録される」とは、信用情報に事故(異動)情報が掲載されることです。

事故情報には1か月程度の支払い遅延も含まれますが、異動情報はもっと長期の支払い遅延や債務整理、第三者による代理返済などの情報を指します。

異動情報の内容を表にまとめましたので、参考にしてみてください。

信用情報機関に登録される異動情報

異動情報 トラブル内容
長期滞納(延滞) 2か月以上の支払い遅延
債務整理・自己破産 弁護士や司法書士に依頼して借入額や利息の軽減を交渉、または自己破産などの措置
代位弁済 契約者に代わって保証会社が支払うこと
強制解約 滞納や契約違反による強制解約

事故まではいかない程度の遅延情報も、信用情報機関に登録されることがあります。

例えば、信用情報機関の1つであるCICでは約束通りに支払われていれば入金状況欄に「$」と記載されます。ところが、支払い遅延が起こると入金状況欄には「A」と記載されます。

何日の遅延から「A」と記載されるかは決まっておらず、登録する会社によって様々です。1日でも遅れたら「A」と記載される場合もあれば、クレジットカードの再引き落としで引き落とされなかったら「A」と記載される場合もあります。

ですが、「A」マークがあると銀行カードローンの審査に悪い影響を与えることは言うまでもありません。

では、遅延の情報や事故、異動の情報はどれくらいの期間が経てば消えるのでしょうか?

登録される内容や期間は信用情報機関によって違いがあるので、表にまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

信用情報機関に登録される異動情報と期間
事故・異動内容 登録期間
CIC
  • 異動(延滞・保証履行・破産)の有無
  • 異動発生日
  • 延滞解消日
  • 終了状況など
契約期間中および契約終了後5年以内
割賦販売法対象商品の遅延有無など
貸金業法対象商品の遅延の有無など
JICC 延滞情報 延滞解消から1年
  • 債権回収
  • 債務整理
  • 保証履行
  • 強制解約
  • 破産申立
  • 債権譲渡など
発生日から5年

(債権譲渡については発生から1年)

KSC
  • 延滞
  • 代位弁済
  • 強制回収手続
契約終了日から5年
不渡情報 初回は発生日から6か月、取引停止処分は取引停止処分日から5年
官報情報(自己破産) 破産手続開始決定などから10年

それぞれの信用情報機関は、情報交流CRIN(クリン)によって事故・異動情報を共有しています。また、CICとJICCは交流ネットワークFINE(ファイン)によってさらに細かい情報まで共有しています。

つまり、カードローン以外の支払い遅れ(クレジットカードの支払いやスマホ端末の分割払いなどの遅延情報)は、すべて銀行カードローンの審査に影響があるということです。

また、過去に消費者金融会社や信販会社と何らかのトラブルを起こしている場合も注意が必要です。

消費者金融会社や信販会社と何らかのトラブルがあった場合、社内のデータには要注意人物として記録されていると考えられます。

トラブルのあった会社が銀行の保証会社に指定されている場合は、信用情報機関に事故や異動、遅延などの情報が登録されていなくてもカードローン審査に通らない可能性は高いでしょう。

信用情報が原因で銀行カードローンの審査に通らない場合の対策は、何と言ってもきちんと契約通りに支払いをすることです。銀行カードローンの審査に通りたければ、これまでの「少しくらいなら遅れても待ってもらえるだろう」という考え方を改める必要があります。

どんな支払いでも早め早めに入金期日を確認するクセをつけ、必ず支払日までに入金するよう心がけてください。引き落としの場合は、引き落とし日までに確実に銀行口座へ入金しましょう。

信用情報は、日々の積み重ねが大切です。すぐには信用を取り戻せなくても、数か月の時間をかけてしっかりと支払いをしていけば努力は実ります。1日でも早く信用を取り戻せるように頑張ってくださいね。

②属性が審査基準に満たない

銀行カードローンの審査に通らない理由としては、申込内容(属性)が審査基準に満たないことも考えられます。

属性、つまり3Cによって銀行が判断するのは申込者の返済能力です。返済能力を判断するために、銀行(保証会社)は様々なことを総合的にチェックします。

ここからは、銀行(保証会社)が特に重要視している属性についてお話ししましょう。

属性審査で特に重要視される項目

銀行カードローンの属性審査で特に重要視されるのは、返済能力に直結する項目、つまりあなたの収入に関わる項目です。

具体的に言うと、

  1. 職業・雇用形態
  2. 年収
  3. 勤続年数

の3つが考えられます。

では、1つずつ詳しく見ていきましょう。

1.職業・雇用形態

銀行カードローンの属性審査で重要視される1つ目の項目は、職業・雇用形態です。

職業や雇用形態は、なぜ銀行カードローンの属性審査で重要視されるのでしょうか?

属性審査で重要視される理由は、職業や雇用形態によって収入や将来性に差があるからです。

例えば、正社員とパート・アルバイトを比べれば、パート・アルバイトよりも正社員の方が安定した収入を得られることは一目瞭然ですよね。(※社会保険に加入しているパート・アルバイトは信用度が高いとみなされる可能性はあります)

同じように、自営業や個人事業主よりも正社員の方が属性審査では有利だと考えられます。

分かりやすくするために、職業や雇用形態を信用度ランキングで表しました。ぜひ参考にしてみてください。

勤務先・職業別信用度ランキング
1位 資格保有者(医師、弁護士、税理士、薬剤師など)
2位 公務員
3位 東証一部上場企業などの大企業
4位 中小企業
5位 自営業・個人事業主
雇用形態別信用度ランキング
1位 正社員
2位 契約社員
3位 派遣社員
4位 アルバイト・パート
5位 日雇い

勤務先、雇用形態の他に「職種」を聞かれることもあるでしょう。職種の欄には、その勤務先であなたがどんなお仕事をしているかを入力します。

  • 事務
  • 製造
  • 営業
  • 接客
  • 執筆

など、職種は人それぞれです。

何度も言いますが、属性審査で判断されるのはあなたの返済能力、つまり安定した収入があるかどうか毎月の返済ができるかどうかです。

ここでポイントなのは、職業や雇用形態に対する回答によって銀行カードローンの審査員に与える印象が異なることです。では、少しでも印象を良くするためにはどのように入力すれば良いでしょうか?

例えば、水商売の場合で考えてみると、職業の欄に「水商売」と入力するよりも「飲食店での接客」と入力した方が印象は良くなります。また、一般的には水商売をアルバイトと捉える人が多いですが、水商売の世界で言う「レギュラー(毎日出勤しているホステス)」は会社員で言うところの「正社員」です。雇用形態の欄には「正社員」と入力しても問題ありません。

審査に通るためにウソの情報を入力すると、必ず後で問題になります。ですが、物は言いようです。ほんの少しの工夫をするかしないかで審査員に与える印象は大きく変わりますので、よく考えて入力しましょう。

年収

銀行カードローンの属性審査で重要視される2つ目の項目は、年収です。

同じ年代の平均年収と比べてあなたの年収が明らかに低い場合は、勤務先や勤務状況に問題があると捉えられる可能性もあります。

まずは、年代別の平均年収をチェックしてみましょう。

年代別・男女別平均年収一覧
年代 全体 男性 女性
20代 350万円 370万円 320万円
30代 460万円 500万円 390万円
40代 560万円 610万円 420万円
50代 700万円 740万円 460万円

年収が多いに越したことはないですが、金額以上に重要視されるのは安定性です。つまり、収入が安定していることさえアピールできているなら年収額をそこまで気にする必要はないとも言えます。

例えば、以下のような二人の場合で考えてみましょう。

Aさん) 正社員で毎月20万円の収入と年2回ボーナス 合計300万円の年収

Bさん) 自営業で毎月の収入はバラバラ 合計400万円の年収

一見、年収の高いBさんの方が有利に見えますよね。ですが、銀行カードローン審査においては、年収の高いBさんよりも安定性の高いAさんを「信用度が高い」と評価します。

とは言え、平均年収よりも100万円以上低い場合などは銀行カードローンの属性審査で不利になる可能性は高いです。自分の年収が平均年収よりも大幅に低い場合は、希望の限度額を50万円未満にするなどの工夫をすると良いでしょう。

勤続年数

銀行カードローンの属性審査で重要視される3つ目の項目は、勤続年数です。

もちろん、勤続年数が長ければ長いほど信用度は高まります。

例えば、勤続年数が1年未満の人よりも3年以上の人の方が銀行カードローンの属性審査では有利です。

銀行カードローンの属性審査で良いスコアリングを獲得したければ、勤続年数が1年以上(できれば3年以上)になってから申し込むと良いでしょう。

申込時に申告する借入希望額にも注意!

銀行カードローンの属性審査では、申込時に申告する借入希望額も重要視されます。

先ほど、総量規制の自主規制を取り入れる銀行が増えていると話しましたよね。総量規制により、融資の上限が年収の3分の1までと定められています。つまり、申し込みの際にはあなたの希望する借入額が年収の3分の1未満になるように入力することもポイントなのです。

年収と借入限度額の相対表を作成しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

年収と借入限度額の相対表
年収 借入限度額
1,000万円 330万円
800万円 265万円
600万円 200万円
400万円 130万円
300万円 100万円
200万円 65万円
150万円 50万円
100万円 30万円

ただし、こちらの借入限度額はトータルの限度額です。あなたが他社から借り入れていれば、他社からの借入額と今回の借入希望額を合わせた合計金額が年収の3分の1未満になるように計算しなければいけません。

年収の異なるAさんとBさんの例で考えてみましょう。

(Aさん)年収:300万円 他社からの借入額(限度額):100万円

(Bさん)年収:400万円 他社からの借入額(限度額):100万円

Aさんは、年収300万円なので借入限度額は100万円です。しかし、すでに他社から100万円を借りているので、希望できる借入額はもう残っていません。

ところが、Bさんは他社からの借入額はまったく同じ100万円ですが、年収が400万円なので今回の銀行カードローンに希望できる限度額は30万円です。

このように、借入限度額は他社からの借入額を含めたトータルの金額で考える必要があります。くれぐれも注意してくださいね。※クレジットカードのショッピング利用分は含めませんが、キャッシング利用分は他社借入額に含めて計算しましょう。

また、銀行カードローンも本来は総量規制の対象外なので、自主規制を取り入れていない銀行なら年収の3分の1を超える借入も可能だと考えられます。

とは言え、他社に借り入れがあるならなるべく少なめに借入希望額を入力しておいた方が属性審査では有利となるでしょう。必要な金額の少ない人は、確実に審査に通るためにも借入希望額を5万円や10万円などと少なめに入力することをオススメします。

少なめに設定した限度額は、遅れなくきちんと契約を守っているうちにいずれ増枠してもらえる可能性が高いです。

▶︎カードローンの増額審査基準や流れ・審査に通るコツはコチラ

【まとめ】こんな属性の人は審査に通りやすい!

ここで、銀行カードローンの審査に通りやすい人の属性についてまとめます。

銀行カードローンの属性審査で有利なのは、スコアリングテーブルで高い点数を得られる属性の人です。

例えば、

  • 年収が同世代の平均年収を上回っている
  • 正社員で、今の会社に3年以上勤めている
  • 社会保険や組合健保に加入している
  • 家族所有の持ち家に家族と同居している
  • どんな支払いも遅れたことがない
  • 自宅に固定電話がある
  • 他のカードローンに申し込んだことがない

などの属性をもっていれば、銀行カードローンの属性審査でかなり高い点数を獲得できるでしょう。

③他社からの借入状況

銀行カードローンの審査に通らない3つ目の理由は、他社からの借り入れ状況です。

他社から借り入れがあること自体が、銀行カードローンの審査に通らない理由とは言えません。ただし、他社からの借入件数や借入金額が多ければ話は別です。

例えば、年収の3分の1を明らかに超える借入額があれば、これ以上の貸し付けを行うのは危険だと銀行(保証会社)に思われてしまう確率は高いでしょう。

また、3社から30万円ずつ借りている人よりも1社から100万円を借りている人の方が、同じ100万円でも信用度は高まります。もし3社以上から少額ずつ借り入れているなら、そのうちの1社でおまとめローンを利用して借入先を1つにまとめることも検討してみてください。

さらに、クレジットカードを1枚も持っていない人よりも1枚でも持っている人の方が信用度は高いです。他社からの借り入れが1件もなく、クレジットカードでの支払いに遅れもない場合はとても信用度の高いお客様だと思われます。

いずれにしても、他社からの借入金額や借入件数が少ないに越したことはありません。銀行カードローンの審査に通りたければ、他社からの借入をなるべく減らして支払いを遅らせないことを徹底しましょう。

審査に通るか不安ならお試し審査の活用がおすすめ!

銀行カードローンの審査に通るか不安な人には、こちらのお試し審査をオススメします。

あくまでお試し審査ではあるものの、インターネットで簡単にお試し審査ができるなら活用しない手はありませんよね。

また、お試し審査では信用情報機関へ照会されることはありませんのでご安心ください。

カードローン審査シミュレーター

銀行カードローン審査に影響するその他の項目と対策方法

銀行カードローン,審査,影響

ほかにも、銀行カードローン審査に影響する項目がいくつかあります。

早速、1つずつ見ていきましょう。

銀行や保証会社からの電話連絡を無視

もし銀行や保証会社からの電話連絡を無視し続けた場合、銀行カードローンの審査に落ちる可能性は高いです。

なぜなら、何かあったときに連絡が取れないと銀行は困るからです。

「何かあったとき」の「何か」とは、つまり返済が滞ったときのことを指します。当然ですが、返済が滞ったときに連絡がつかなくなってしまう可能性のある人は審査に通りません。

仮に、知らない番号だから出なかったのだと言い訳しても銀行カードローンの審査では不利になります。銀行カードローン審査の結果が出るまでの間は、知らない番号からの電話にも出ましょう。

申し込み

同時、もしくは短期間に何社へもカードローンの申し込みをしている場合も、銀行カードローンの審査に悪影響を与えます。

カードローンの申し込みをすると、申込履歴があなたの信用情報へ登録されることをご存知でしょうか?

仮に、ここ2週間で3社に申し込んで、3社ともまだ審査結果が出ていないとします。その状態で新たに銀行カードローンへ申し込むと、信用情報上では3社の申込履歴に対して契約の履歴は0社です。

ここでネックなのが、信用情報には「なぜ契約しなかったのか」「審査結果はどうだったのか」などの情報は掲載されないこと。

つまり、

あなたは3社に申し込みをしたけれど1社も契約していない→1社も審査に通過しなかった→信用度の低い人

と、銀行(保証会社)の審査員に思われてしまうのです。

このように申込履歴のせいで審査に通りにくくなることを、ちまたでは「申し込みブラック」と呼びます。

2社目の借入審査で注意するべきポイントについて

1社目だけでは借入金額が足りず、2社目の銀行カードローンへ申し込む場合にも注意が必要です。

実は、1社目のときよりも2社目のときの方が銀行カードローンの審査に通る確率は下がります。なぜなら、1社目のときよりも他社の借入額が増えているからです。

先ほどから何度も説明していますが、総量規制を自主的に取り入れる銀行は増えています。ですから、1社目の銀行で設定された限度額を含めるといくらまでなら融資をしてもらえるのか、もう一度こちらの相対表を見ながら計算してみてください。

年収と借入限度額の相対表
年収 借入限度額
1,000万円 330万円
800万円 265万円
600万円 200万円
400万円 130万円
300万円 100万円
200万円 65万円
150万円 50万円
100万円 30万円

使いみち(利用目的・用途)

銀行カードローンの申込時に申告する使いみち(利用目的・用途)も、申告内容によっては審査に落ちてしまう可能性があります。

例えば、

  • 借金の返済
  • ギャンブル
  • 生活資金

などと回答すると返済へのリスクを懸念されるため、銀行カードローンの審査には通りにくいです。

また、銀行カードローンの公式ページに「事業性資金へは利用できません」などと記載してあるにも関わらず「開業資金」などと申告すると、審査で不利になります。

申し込む前によくチェックしましょう。

非正規雇用(正社員ではない)

雇用形態が非正規雇用(正社員ではない)の場合も、銀行カードローンでは不利です。

銀行カードローンは、基本的な申込条件を満たしていれば誰でも申し込めます。ただし、安定した職場で安定した収入を見込めることが絶対条件です。

非正規雇用の場合は、期間限定雇用のケースもあれば契約期間の定められていないケースもあります。つまり、「いつ職を失ってもおかしくない状況」と捉えられても仕方ないということです。

とは言え、非正規雇用でも毎月きちんと安定した収入があり、かつ3年以上の勤続年数がある場合などは収入証明書を提出することで審査に通る可能性もあります。

フリーランス(自由業)の場合

自営業や個人事業主とは違い、開業していないフリーランス(自由業)の場合も銀行カードローンの審査には通りにくいと考えられます。

もちろん、開業をしていなくても確定申告をしている人はいるでしょう。確定申告をしていれば収入証明書類も提出できるので、このケースなら問題ありません。

問題なのは、開業も確定申告もしていないケースです。

いくら本人が「こんな仕事をしていて、月に○万円くらいの収入があります」と言ったところで、証明できなければ銀行(保証会社)は信じてくれません。

銀行カードローンには、開業や確定申告をして収入証明書を出せる状況になってから申し込むと良いですね。

外国人の場合

外国人も、場合によっては銀行カードローンの審査に通りにくいです。

外国人が銀行カードローンの審査に通りにくい理由は、返済をしないまま母国へ帰ってしまうことを懸念されるからだと考えられます。そのため、銀行カードローンでは「外国人の場合は永住権を取得していること」と条件付けられている場合も多いです。

さらに、永住権を取得しているかどうかだけでなく「難なく日本語を話せるか」にも注目しなければいけません。日本語で会話できなければ、何かトラブルがあったときに解決できない可能性があるからです。

また、外国人の場合は日本人よりも勤続年数や居住年数を重視される傾向もあります。銀行カードローンの場合は、勤続年数や居住年数が3年ほどになってから申し込むと審査に通りやすくなるでしょう。

居住形態が持ち家か賃貸か

居住形態によっても、銀行カードローンの審査に悪影響を与えます。

先ほど、仮審査でのスコアリングについて説明した見出しで「居住形態でもスコアリングに大きな差が出る」とお話ししましたが、覚えていますか?

こちらが、そのスコアリングの例です。

住居形態

持ち家(自己所有) 30点
持ち家(家族所有) 20点
分譲マンション(自己所有) 25点
借家・賃貸 5点

賃貸の物件にお住まいで、なおかつ一人暮らしをしている方のスコアリングは低い傾向にあります。

どうしても銀行カードローンの審査に通らなければ困る状況なら、いったん実家に戻るなどの措置も視野に入れてみてください。

過払い金の請求をした場合

過去に過払い金の請求をしたことのある人も、銀行カードローンの審査に通りにくい可能性があります。

例えば、過去に過払い金の請求をした消費者金融会社や信販会社が今回あなたの申し込んだ銀行の保証会社だった場合は、不利となるでしょう。

支払いが終わっていない段階で過払い金の請求をした場合にも、注意が必要です。過払い金の精算後にまだ債務が残っていた場合は、任意整理として信用情報に登録されてしまう可能性があります。

過去に過払い金の請求をしたことのある人は、過払い金の請求をした会社や自分の信用情報などを把握したうえで申し込む銀行を決めてくださいね。

▶︎過払い金請求(返金)とカードローン審査、信用情報機関の関係性について

在籍確認がとれない

在籍確認がとれないことも、銀行カードローンの審査に通らない原因の1つです。

会社が休業中で誰も電話に出ない場合は、ほぼ問題ありません。ほとんどの銀行(保証会社)は、翌日以降も何回か電話をかけて在籍確認を行ってくれると考えられます。

問題なのは、従業員が応対したにも関わらず在籍確認がとれない場合です。

例えば、よく不審な電話がかかってくる会社の場合は、従業員が「今いません」ではなく「いません」と答えるケースもあります。最悪の場合は「そんな人はいません」などと答えるケースもあるようです。

もし在籍確認の電話が不安なら、銀行カードローンの申込時に自分で電話応対できる日時を指定すると良いでしょう。

▶︎在籍確認なしのカードローンを徹底調査した結果!

これってカードローン審査に影響するの?よくある質問まとめ

賃貸審査に落ちた履歴情報の影響

賃貸物件の審査に落ちたからと言って、その履歴情報が銀行カードローンに影響するとは考えにくいでしょう。

賃貸物件の審査で不動産会社が利用する信用情報機関は、信販会社や消費者金融の利用する機関とはまったく別の機関だからです。

ただし、同じ賃貸契約でも保証会社を通して契約をしている場合は要注意。銀行カードローンの審査で利用する機関と同じ信用情報機関を、賃貸物件の保証会社も利用している可能性があります。

保証会社を通して契約している状態で家賃を滞納した場合は、家賃を滞納したことを保証会社が信用情報に登録する可能性が高いです。家賃の滞納情報が信用情報に掲載されていると、賃貸物件の審査や銀行カードローンの審査に悪影響を与えます。

家賃の滞納履歴がない場合も、賃貸審査に何回も落ちている場合は要注意。なぜなら、申し込みブラックになっている可能性があるからです。

賃貸審査が銀行カードローン審査に影響するかどうかは、これまでに賃貸審査をした不動産屋が保証会社を通しているかによって変わることを覚えておいてくださいね。

固定電話を所有していない

自宅に固定電話があるかどうかは、銀行カードローンの審査に影響します。

自宅に固定電話がなければ審査に通らない訳ではありません。あくまで、「信用度が少し低くなる」程度の影響です。

ただし、自営業(個人事業主)で固定電話を所有していない場合は「勤務先への在籍確認がとれない」とみなされる可能性があります。なぜなら、勤務先への在籍確認は固定電話へかけて行うように定めている銀行(保証会社)がほとんどだからです。

電話権の不要なプランなどを利用すれば、安い費用で固定電話を用意できます。自営業(個人事業主)で銀行カードローンに申し込む方は、申し込む前に固定電話を用意しておくと安心でしょう。

公共料金の滞納

電気、ガス、水道などの公共料金を滞納していても、銀行カードローンの審査に影響はありません。なぜなら、公共料金の遅延情報は信用情報機関には登録されないからです。

ただし、公共料金の支払い方法に指定しているクレジットカードの延滞情報や、携帯端末の分割支払の遅延情報は信用情報機関に登録されます。

また、自動引き落としにしている銀行へのカードローンを申し込む場合も注意しなくてはいけません。残高不足で何度も引き落としをかけられていると、銀行からの信用を得られない可能性が高いです。

税金の滞納

住民税や所得税、自動車税や固定資産税などの税金を滞納していたからと言って、銀行カードローンの審査には影響を与えません。

交通違反などの反則金や罰金も同じです。

税金の滞納に関する情報は信用情報機関には登録されないため、自己申告しない限りは銀行(保証会社)に滞納の事実を知られることはないでしょう。

ただし、公共料金の場合と同じで、税金をクレジットカード払いにしている場合や自動引き落としにしている場合の滞納は注意が必要です。

昔の住所で申し込みをした場合

昔の住所で銀行カードローンへ申し込みをした場合は、虚偽申告だとバレることで審査に通らなくなります。

仮に、引っ越したばかりで住民票や免許証、保険証などの情報を新しい住所へ変更していなければ、旧住所で申し込むことは可能でしょう。ただし、バレない可能性は極めて低いため、どんな状況であっても虚偽申告をすることはオススメしません。

例えば、郵便物への対策として転送サービスを申し込んでいたとしても、発送元が郵便物に「転送不要」と記載していれば転送されません。「あて所に尋ねあたりません」と記載された郵便物は、送り主へ返送されます。もし郵便物の送り主がクレジットカード会社だったら、住所変更をしていないことで契約不履行となり強制解約にされるケースもあるようです。

ふと魔が差すことはあるかもしれませんが、虚偽申告はやめましょう。

家族(配偶者や親)がブラックの場合

家族(配偶者や親)がブラックでも、銀行カードローンの審査には影響しません。

銀行(保証会社)が審査で閲覧するのは、申込者本人の信用情報のみです。たとえ家族に自己破産者がいたとしても、銀行や保証会社があなたの配偶者や親、子供の信用情報を見ることはできません。

ただし、あなたが家族の債務に対して連帯保証人になっている場合は注意が必要です。家族と一緒にあなたもその債務を任意整理した場合は、あなたの信用情報にも事故の履歴は登録されています。

仮に連帯保証人になっていたとしても、申込者自身が遅れなく返済を続けているなら大丈夫です。

申込者自身に事故情報や支払遅延がなければ、銀行カードローンの審査に影響はありません。安心してください。

▶︎家族や配偶者がブラックの場合はカードローン審査に落ちる?

居住年数が短い場合

居住年数が短い場合は、銀行カードローンの審査に影響を与えます。

仮審査の見出しでもお話ししたように、居住年数もスコアリングの対象項目です。

居住年数
10年以上 30点
5年以上 25点
3年以上 20点
1年以上 10点
1年未満 5点

こちらはあくまでスコアリングテーブルの一例ですが、居住年数が1年未満だとかなり信用度は下がります。銀行カードローンの審査に通るためには、最低でも居住年数が1年以上あると安心でしょう。

ただし、

  • 単身赴任で赴任したばかり
  • 実家へ戻ったばかり

などの場合は例外です。これらの場合は、勤務先や雇用形態、自宅の住居形態などのスコアリングによっては信用度が下がらない可能性も充分あります。

引っ越し中に申し込んだ場合

引っ越し中に銀行カードローンに申し込んだ場合は、カードの発行手続きが終わるまでに引っ越しが完了するかどうかで審査に影響するかどうかも変わります。

カードの発行手続きが終わってから引っ越しが完了すれば、銀行カードローンの審査に影響はありません。

ただし、銀行カードローンの利用にあたって新たに口座の開設をしなければいけない場合は注意が必要です。

銀行によってはキャッシュカードを窓口で発行してくれないケースも多く、窓口で発行されない場合は郵送で自宅に届きます。このときに「転送不要」で旧住所へ郵送されると、新住所へは転送されずに送り主へ返送されます。虚偽申告だとみなされると、せっかく通りかけていた審査にも落ちてしまう可能性が高いです。

引っ越し中に銀行カードローンに申し込む場合は、

  • カードの発行手続きが終わるまでは引っ越しを完了させない
  • 引っ越し完了後に申し込む

この2つのタイミングで申し込みましょう。

また、カードの発行手続きが終わった後に引っ越しを完了させた場合は、銀行へ住所の変更を申し出ることをお忘れなく。

▶︎引っ越しにおすすめのカードローン会社一覧コチラ

年齢制限ギリギリOKの場合

年齢制限にギリギリ引っかからない年齢での申し込みの場合、銀行カードローン審査に影響する可能性があります。

銀行によって年齢の上限には差がありますが、とくに60歳を超える場合は仮審査のスコアリングで少し不利になると考えられます。

とは言え、申し込み条件には当てはまっているのですから、年齢制限ギリギリだからという理由で審査に落とされることはないでしょう。

審査の際は、年齢と合わせて勤続年数や勤務先の規模、居住年数や同居人などの属性を重要視されます。年齢以外の属性に自信のない方は、少しでも年齢制限に余裕をもたせられる銀行へ申し込むと安心ですね。

学生の場合

学生でも20歳以上なら銀行カードローンへの申し込みは可能なため、学生だから銀行カードローン審査で不利になるということはないでしょう。(銀行によっては、18歳から申し込める銀行もあります。)

とは言え、20歳を超えていても銀行カードローン審査に不利な学生もいます。

不利なのは

  • 収入が安定していない
  • 希望限度額を含めると借入総額が年収の3分の1を超える

などの学生です。

ただし、たとえ定収入があって他社での借入額が0円だとしても、仮審査のスコアリングでは若い人よりも40~50代の方が高得点を獲得できます。

低収入で低年齢の学生の場合は、希望限度額をなるべく低くして申し込むなどの対処法を考えましょう。

カードローンを申し込む銀行の口座預金残高や定期預金は審査に影響するのか

申し込む銀行の口座預金残高や定期預金は、銀行カードローン審査には影響しません。

カードローンの申し込み時には、申し込む銀行の口座がなくても申し込める銀行がほとんどです。銀行カードローンの審査に口座預金残高や定期預金が影響するなら、口座をもっていることが申し込み条件となるハズだからです。

とは言え、カードローンを申し込む銀行の口座が毎月の給与振込口座に指定されていれば、収入が安定していることを示す有利な情報となる可能性はあります。

健康保険証の種類

健康保険証の種類は、銀行カードローンの審査に影響を与えます。

こちらは、先ほどご紹介したのと同じスコアリングテーブルの一例です。

健康保険の種類

公務員などの共済組合 30点
組合健保 20点
社会保険 10点
国民健康保険 5点

このように、健康保険証の種類によって仮審査のスコアリングに大きな差が出ます。

ただし、国民健康保険だからと言って審査に通らない訳ではないので安心してください。あくまで、その他の健康保険証よりもスコアリングの得点が低いだけのことです。

申込先カードローンの銀行口座を持っていると審査に有利なのか

カードローンを申し込んだ銀行の口座をもっていると、少しだけ審査で有利です。

銀行の口座を開くときには、身分証明書などを提出していますよね。銀行によってはキャッシュカードを郵送で受け取るため、居住確認も済んでいるということです。銀行カードローンはネット申し込みが主流となっている今、本人確認や居住確認をすでに行っていることは銀行にとって安心材料となります。

また、申し込む銀行の口座を公共料金の引き落とし口座として利用していれば、その取引履歴こそが公共料金を遅れなく支払っている証拠です。

ただし、申し込む銀行の口座をもっているからと言ってその他の属性をチャラにするほどの影響力はありません。あくまで銀行が少し安心できるだけのことですので、誤解しないよう注意してくださいね。

審査落ちの理由をおさらい!

銀行カードローン,審査,落ち,理由,影響

ここで一度、これまでにお話しした銀行カードローン審査に落ちる理由や影響する項目を整理してみましょう。

銀行カードローン審査に落ちる3つの理由

銀行カードローン,審査,落ちる理由

属性審査で特に重要視される4つの項目

銀行カードローン,属性審査,重要項目

銀行カードローン審査に影響するその他の項目と対策方法

銀行カードローン審査に影響する項目 対策方法
銀行や保証会社からの電話連絡を無視する 審査中は知らない番号からの着信にも出る
多重申し込み(申し込みブラック) 審査結果が出るまでは他社に申し込まない
使いみち(利用目的・用途)が不適切 ギャンブルや借金の返済などと書かない
非正規雇用(正社員ではない) 収入証明書を用意する、長く勤める
フリーランス(自由業) 開業や確定申告を行う
外国人 永住権を取得し、長く勤める
居住形態(持ち家・賃貸) 長く住む、いったん実家に戻る
過去に過払い金の請求をした 請求をした会社と無関係の銀行へ申し込む
在籍確認がとれない 自分で電話対応できる日時を指定する

これは銀行カードローン審査に影響する?質問まとめ

銀行カードローン審査に影響する項目 銀行カードローン審査に影響しない項目
固定電話を所有していない 賃貸審査に落ちた履歴情報
昔の住所で申し込みをした場合 公共料金の滞納
居住年数が短い場合 税金の滞納
引っ越し中に申し込んだ場合 家族(配偶者や親)がブラックの場合
年齢制限ギリギリOKの場合 学生の場合
健康保険証の種類 申し込む銀行の口座預金残高や定期預金
申込先カードローンの銀行口座

【まとめ】こんな属性の人は審査に通りやすい!

銀行カードローンの属性審査で有利なのは、

  • 年収が同世代の平均年収を上回っている
  • 正社員で、今の会社に3年以上勤めている
  • 社会保険や組合健保に加入している
  • 家族所有の持ち家に家族と同居している
  • どんな支払いも遅れたことがない
  • 自宅に固定電話がある
  • 他のカードローンに申し込んだことがない

など、スコアリングテーブルで高い点数を得られる属性の人!

銀行カードローンの審査基準・流れ・内容を徹底解説!
2018.08.24



この記事の監修専門家

ギーク教授
ギーク教授
元信販会社
国内唯一の国際ブランド会社の本社にて、クレジットカード・キャッシング、個人向け融資の営業、申込受付、審査、部署リーダーなど様々な業務を在職中に経験。客観的かつ公平な読者目線のコンテンツづくりに日々励む。「家族や友人の悩みを解決できる情報提供」をモットーに、お金で苦しむ人が少しでも減る原動力になりたい。

コメントを残す