銀行カードローンの限度額増額・上限引き上げ審査に通るコツ

[最終更新日]2018/10/14

すこしでも金利を抑えて借りるために銀行カードローンを選ぶ人は多いと思いますが、利用限度額の枠を増やすと金利をさらに下げられることをご存じでしょうか?今回は銀行カードローンの利用限度額の上限を引き上げる時のポイント・ベストなタイミングや注意点、増額できない時の解決方法などをまとめました。今の限度額上限ではチョット物足りない・・という人はチェックしてみてくださいね!

銀行カードローンの限度額増枠で金利はさらに下がる!

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利用限度額増枠することで、銀行カードローン金利さらに下がります。

三井住友銀行カードローン 三菱UFJ銀行カードローン
バンクイック
みずほ銀行カードローン※
100万円以下 12.0~14.5% 13.6~14.6% 14.0%
100万円超200万円以下 10.0~12.0% 10.6~13.6% 12.0%
200万円超300万円以下 8.0~10.0% 7.6~10.6% 9.0%
300万円超400万円以下 7.0~8.0% 6.1~7.6% 7.0%
400万円超500万円以下 6.0~7.0% 1.8~6.1% 6.0%
500万円超600万円以下 5.0~6.0% 5.0%
600万円超700万円以下 4.5~5.0% 4.5%
700万円超800万円以下 4.0~4.5% 2.0~4.5%

※みずほ銀行カードローンの金利はすべて以下・未満表記

上の表は大手銀行カードローンの利用限度額と金利の一覧です。見てみると分かりますが、利用限度額高くなるにつれ金利下がります。じぶん銀行カードローンのように金利の一覧表が非公開の会社もありますが、基本的にどのカードローンも仕組みは変わりません。

もし増額審査を通過できれば、さらにお得に銀行カードローンを利用することができます。限度額いっぱいで足りない人や少しでも金利を下げたい人は、増額審査を検討してみましょう。

カードローン利用限度額の増枠と増額の違いとは?徹底解説!

銀行カードローンの増額審査は厳しい

注意点としては、銀行カードローン増額審査(増枠審査)厳しくなっているいうこと。新規契約に限らず、増額についても同様です。

銀行カードローンは過剰融資が問題視され、2017年に主要な12行の銀行に立入調査が入りました。その結果、審査にも様々な改善が加えられています。

2018年1月の金融庁による『銀行カードローン検査 中間とりまとめ』の資料を見ると、

  • 保証会社依存する審査体制改善
  • 他社借入属性※に応じて融資上限枠設定
  • 融資後属性状況管理強化
    ※年収や雇用形態、家族構成などのこと

といったように、多重債務者抑制のため審査基準を厳格化している様子が伺えます。

同資料に記載によると、銀行カードローンの場合は融資枠を決めるプロセスが2つあるとのこと。

①保証会社が収入や返済能力から保証可否を判定⇒融資額保証額算出。
②銀行が申告内容や借入希望額に基づいて融資額の妥当性を検証⇒最終的融資額決定。

つまり増額審査では、
 保証会社
 銀行
この2つの基準を満たす必要があります。

また過剰融資対策のために、銀行カードローンは毎月の融資残高を公表しています。増額は融資残高を増やすことにもなるので、返済能力の有無を慎重にチェックされるでしょう。

銀行カードローン増額審査通るためには、2社審査クリアできる返済能力高さ求められると考えてください。

銀行カードローンを増枠できるのはこんなユーザー

銀行カードローンでは半年から1年以上利用していると、利用限度額の増額案内がくることがあります。

 増額案内方法

  • 電話
  • ハガキ
  • メール
  • ATMのインビテーション(招待)表示

銀行カードローンからの増額案内は優良顧客だと認められたという意味。自分で申し込みをすることもできますが、増額審査通る可能性高いのは案内きたユーザーです。

そのため、増額したいのであれば銀行にちっての優良顧客になる必要があります。

 優良顧客なる条件とは?

 毎月の返済をキッチリと行っている

 他ローンや割賦もきちんと支払いしている

 利用歴が半年以上ある

 属性が保たれている

 毎月の返済をキッチリと行っている

毎月の返済を行っていると優良顧客と判断され、増額審査に通りやすくなります。

随時返済や一括返済で完済している場合も、『返済能力がある』と認められやすくなります。

 他ローンや割賦もきちんと支払いしている

他社のローンやクレジット、分割払いなどをきちんと支払っているかも重要です。あなたの支払い状況は、信用情報機関という場所で信用情報としてすべて登録されています。

  • どのくらい使っているか
  • 何を契約しているか
  • 遅延していないか
  • 金融トラブルを起こしていないか

などの他社の状況から、返済能力や誠実さをチェックされます。

 利用歴が半年以上ある

優良顧客になるには、それなりの利用実績が必要です。契約しただけでは意味がなく、利用してある程度の信頼を築く必要があります。

滞納なく半年以上利用し続ければ、カードローン会社からも『良いお客』と認められやすくなるでしょう。

 属性が保たれている

増額審査を通過するには、属性が安定していることが必須条件です。大切なのは毎月確実に返済していけるか。

利用限度額の増額をすると、カードローンの借入が増える分だけ毎月の返済額も高くなりがちです。そのため収入の安定さや返済余力が新規時よりも求められます。

何年も経つと転職や結婚で属性が変わることもありますが、同等もしくは以前より属性が安定していることが増額審査では重要です。

増額にベストなタイミング

銀行カードローン 増額

銀行カードローンから利用限度額の増額案内がこなくても、自分で増額申請をすることもできます。

増額案内必須の銀行カードローンも
住信SBIネット銀行カードローンのように、増額案内がこないと申込できないところもあります。利用中のカードローンが自分で申込可能か事前にチェックしましょう。

もし自分で増額審査の申込をするのであれば、以下のタイミングがベストです。

 給料上がった
 ローン完済した
 契約から半年以上経過した
 随時返済一括返済自社ローン完済している

 給料が上がった

給料が上がり年収が増えていれば、利用限度額を引き上げられる可能性があります。ただしすぐ申込できるのは勤務先が変わっていない人に限られます。

転職による年収アップは、勤続年数が足りないと審査落ちの要因になりやすいので注意しなくてはいけません。勤務先が変わったら最低限1年は勤務実績を積んでから申し込みするようにしてください。

 他のローンを完済した

他のローンを完済すると、返済余力があると見なされやすくなります。銀行カードローンは総量規制(融資額年収3分の1まで)を意識した融資上限を設けていますが、他社借入を含めるかどうかは各金融機関でバラつきがあるのが現状です。

  • 自行・他行・貸金業者すべてを考慮
  • 他行融資は考慮せず、自行と貸金業者のみ考慮
  • 自行融資のみ考慮

ただし、他行融資を考慮しないと多重債務に陥る危険性があり、金融庁が改善を促しています。その結果、他行融資考慮した融資上限検討進められているとのこと。

消費者金融のように他社を含めて年収の3分の1までと厳格に総量規制が設けられているわけではありませんが、他社借入は増額審査で細かくチェックされると推察されます。

他社のローンを完済・解約して余白ができたら、増額審査に申し込みを検討しましょう。

 契約から半年以上経過した

契約・利用して半年以上経過しているなら、増額審査に申し込みができます。

セブン銀行カードローンのように新規契約から2ヶ月経てば申し込みできるカードローンも存在しますが、それは新規で契約できる上限が10万円と低めだからです。

利用限度額が高額になるほど貸し倒れリスクも高くなるため、利用実績を積んで信用を増やし、返済能力の高さを示す必要があります。半年間延滞せずに利用することで、最低限の実績はクリアしたと判断されやすくなるでしょう。

 随時返済や一括返済で自社ローンを完済している

増枠するのは利用中ではなく完済後でも可能です。むしろ毎月最低限額だけで返済中の人より、随時返済や一括返済で完済している人の方が印象が良くなります。

返済に余裕があると見なされれば利用限度額を引き上げる可能性があるので、早めに完済したら増枠を検討してみてもいいでしょう。

銀行カードローンを増額をする時の注意点

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銀行カードローンで増額審査を申込する時の注意点をまとめます。増額審査は利用限度額が上がり、低金利で借り入れできる魅力がありますが、場合によっては減額利用停止のリスクもあります。

とくにこれから挙げる条件に当てはまる人は、増額審査を受けることにより不利になるおそれがあるので気をつけましょう。

利用条件悪くなるのはこんな場合

 給料下がった
 金融事故情報ある
 利用実績十分でない
 年収1/3以上限度額を希望した

 給料が下がった

給料が下がった場合は増額審査に落ちたり、減額となるおそれがあります。総量規制対象外だから銀行カードローンに年収は関係ないとされていましたが、現在は年収も融資額に加味されます。

増額審査の申込では、たいてい年収について聞かれます。仮に申告しなかったとしても、収入証明書の提出を求められた場合はウソがバレるでしょう。

銀行カードローンは、金融庁により現在審査体制の改善が促されています。融資後の属性変化や信用情報の把握は改善事項として掲げられているため、数年経過していると融資額が50万円を超えなくても収入証明書が必要となる可能性があります。

収入が下がったことを隠すことは難しいので、年収が下がった場合は増額を見合わせるのが無難です。

 金融事故情報がある

信用情報に金融事故情報は登録されていると、最悪は利用停止となります。金融事故情報と判断されるのは、主に以下の状態にある場合です。

◆信用情報『異動』や『法的措置』など表記ある

  • 2、3ヶ月以上の長期延滞を起こした
  • カードの強制解約が行われた
  • 代位弁済が行われた
  • 債務整理を行った

金融事故を起こすと『返済能力がない』と判断されるので増額審査に落ちます。さらに現在の契約についても出金停止になる可能性が非常に高いです。

 利用実績が十分でない

契約だけして一度も利用していない場合や、利用実績が少ない場合は増額の申し込みをしてもお送りになる可能性があります。

確実に返済する人物か判断材料が足りないためです。最低限半年~1年の利用実績は積むようにしてください。

 年収の1/3以上の増枠を希望した

年収の3分の1以上に利用限度額を増枠しようとすると、審査落ちや減額の原因となります。これは融資上限は3分の1までという自主的ルールを適用している銀行が多いからです。

他社を含めて年収の2分の1までとしている銀行もありますが、年収3分の1超~2分の1以下の契約は年収3分の1以下のユーザーより代弁率が低いことから『高額融資には厳しい審査基準クリアできる返済能力高さ』が求められると推察されます。

参考:https://www.fsa.go.jp/news/30/ginkou/20180126/20180126-2.pdf

属性状況が大して変わっていない場合、厳しい審査の結果、逆に減額措置が行われる危険性があります。

銀行カードローン増額のための審査や在籍確認

銀行カードローンで増枠するなら、増額審査で規定の基準をクリアしなくてはいけません。在籍確認は各金融機関の判断に委ねられますが、スキーム上必須になっている銀行や、転職や契約年数により行われる銀行が多い傾向にあります。

審査でチェックされるのは、

  • 年収変わったか
  • 勤務先変わっていないか
  • 家族構成変化あるか
  • 他社借入増減あったか

など、主に属性状況の変化です。利用限度額を増枠できるだけの向上点があるかも審査では見られます。

在籍確認の内容は、新規申し込みと基本的に変わりません。勤務先に電話して契約者本人に繋がれば審査完了です。

本人が出社していない、外出中や席外しでも在籍していることが分かれば問題ありません。そのため在籍確認があっても気づかなかった、という場合もあります。銀行名で連絡が入るので、カードローンとバレることはほとんどないでしょう。

そのほか、他社の遅延・延滞状況や利用状況も加味して総合的に増額可否が判断されることになります。

増枠できなかった時の解決策

増額審査を受けて落ちてしまった場合、これから解説する解決方法を試してみてみましょう。

 利用実績確保する

 金融事故情報チェックする

 新規カードローン契約する

 利用実績を確保する

利用実績が少ないなら実績を確保しましょう。できれば利用実績を積んで、銀行カードローンから増額案内が届くのを待ちましょう。

自分で申し込みするよりも、増額案内が届いてからの方が増枠の成功率が高いからです。早く増額したい気持ちも分かりますが、事前に策を練った方が銀行カードローンの増額審査に通る可能性は高くなります。

 金融事故情報をチェックする

自信があったのに審査落ちしたという人は、信用情報に問題ないかチェックしましょう。信用情報は個人情報機関で開示請求することはが可能です。

ローンやクレジットカードの滞納のほか、スマホの割賦払いを滞納した場合も審査に影響するので気をつけてください。

事故情報は一定期間経過すると記録が消えます。各信用情報機関の登録解消までの期間は以下の通り。

CIC JICC KSC
申込情報 6ヶ月 6ヶ月 6ヶ月
入金情報 24ヶ月 1ヶ月 24ヶ月
延滞情報(異動情報) 5年 1年 5年
債務整理 5年 5年 5~10年

銀行カードローンで増枠するなら、信用情報に問題がないかチェックしてから増額審査を受けるようにしましょう。

 新規でカードローン契約をする

『利用実績が足りないけど、お金は必要』

利用実績の問題で申込できないのであれば、他社カードローン新規申し込みするのも一つの手です。

増額審査より新規の審査の方が審査難易度は低いので、借り入れできる可能性が高いです。ただし借入件数が増える分、毎月の返済額が増えたり手間が増えることは覚えておきましょう。

同時または短期的に複数社へカードローンの申込すると、一時的に『申込ブラック』という審査に通りにくい状態になります。お金に困窮している印象を与え、貸し倒れリスクが高いと判断されやすくなるためです。

申込するときはできれば1社、多くても2社までに抑えましょう。

➡消費者金融の限度額増額・引き上げ審査に通るコツ

カードローン利用限度額の引き上げ・増額審査に落ちる理由と通るための必須条件

審査が甘い銀行カードローンは?難易度ランキング2018
2018.10.18

この記事を執筆した専門家

石原まみ
石原まみ
ファイナンシャルプランナー
2級FP技能士。心理学系の大学を卒業したのち、IT関連会社に5年勤務。大手企業を顧客にもち、数多くのプロジェクト案件に携わる。保険や資産形成への興味からファイナンシャルプランナーの道へ。「正しい知識でお金を味方につける」をモットーに、WEBライターとしてお金の悩み解決に取り組む。
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