引越しや転居はカードローン会社に住所変更の届け出が必要?

[最終更新日]2018/10/15

カードローンを利用中に引っ越しをする人も少なくありません。そんな時、転居の届出をするかは迷うところです。でも実はカードローンの住所変更はとても重要。住所変更をしなかった場合どうなるのか?手続きの方法や、引っ越し時の対策なども紹介していきます。

カードローンの住所は信用の一部

カードロー住所変更しないとどうなる

カードローンの契約は貸主と借主との信用取引で成り立っています。
転勤や結婚などで引っ越しをした場合、「忙しくてカードローン会社への住所変更の手続きをうっかり忘れてしまっていた…」という場合もあると思います。

しかし、カードローン会社にとって住所の変更の申し出がないことは「何らかの理由でそこに住むことが出来なくなったのではないか」「踏み倒されるのではないか」と判断され信用を失うことになりますので十分に注意が必要です。

住所変更をしないとどうなる?

住所変更を行わない場合、以下の問題の発生が考えられます。

①延滞があった場合の郵便物が届かなくなる

②信用情報にキズがつく

③ほかのローンが利用できなくなる

①延滞があった場合の郵便物が届かなくなる

延滞があった場合、郵送でカードローン会社から催促状が送られてきます。
しかし、住所変更の手続きをしておらず催促状がカードローン会社に戻ってしまうと住所が変わったことが知られてしまいます。

②信用情報にキズがつく

お金を借りたまま住所変更の連絡をしないことは催促状や督促状が本人に届かないため、持ち逃げと同じ扱いになります。

そしてCIC, JICC , KSCなどの情報機関において個人の信用情報にキズがつきます。情報機関に登録された信用情報は全ての金融機関から見られるため利用しているカードローン会社だけでなく、銀行やクレジットカード会社からの信用にもキズがつきます。

③ほかのローンが利用できなくなる

信用情報にキズがつくと全ての金融機関からの信用度が落ちます。
そのため、住宅ローンや自動車ローン、携帯電話の分割払い契約などもできなくなる可能性があります。

延滞がなければ住所変更しなくてもよい?

答えは「いいえ」です。延滞がなくても住所変更をする必要があります。

ローン契約時の住所は信用情報にも記載される情報となるため、速やかに届け出をしなければいけません。(通常14日以内)

例)プロミス 

第24条 (届出事項の変更等)

  1. 氏名、住所、勤務先等当社に届出た事項(以下、「届出事項」といいます。)に変更があった場合、お客様は、そのつど、変更があった日から14日以内に当社に届出ます。
  2. お客様が届出事項の変更を届出なかったために、当社からの通知、連絡等がお客様に延着した場合または到達しなかった場合、当社は、通常到達すべきときにお客様に到達したものとみなします。
  3. お客様が第25条第2項に関わる当社からの通知の受領を拒否した場合その他その責めに帰すべき事由により当社からの通知が到達しなかった場合、当社は、通常到達すべきときにお客様に到達したものとみなします。

第25条 (期限の利益の喪失)

  1. お客様に次の各号のいずれかにあたる事由が生じたとき、当社の通知催告がなくても、お客様は、本規約にもとづく一切の債務について当然に期限の利益を失い、債務の全額を支払います。
  2. (1)支払停止となったとき。
  3. (2)強制執行の申立があったとき。
  4. (3)破産、民事再生手続開始等の申立があったとき。
  5. (4)お客様の所在が当社にとって不明となったとき。
  6. (5)本規約にもとづく債務であるかを問わず、当社に対する債務の一つでも期限に支払わなかったとき。
  7. (6)当社に差入れた書面に虚偽の記載があったとき、または収入、支出等について虚偽の申告があったとき。
  8. (7)第28条第1項第1号に定めるいずれかに該当することが認められたとき、同第2号に定めるいずれかに該当する行為を行ったとき、または同各号の表明について虚偽の申告が判明したとき。
  9. お客様に次の各号のいずれかにあたる事由が生じたとき、当社の請求により、お客様は、本規約にもとづく一切の債務について期限の利益を失い、債務の全額を支払います。
  10. (1)届出事項の変更を届出なかった場合または第32条に規定されたカードの取扱に違反した場合で、それが重大なものであったとき。
  11. (2)信用状態が悪化し、当社が債権を保全するために必要と認めたとき。

(引用:プロミスカード会員規約 https://cyber.promise.co.jp/APE00042.html

カードローンの住所変更をする方法

カードローンの住所変更方法

住所変更の流れ

①インターネット

②電話

③郵送

④窓口

①インターネット

会員ページがあるカードローン会社の場合はインターネットからの変更手続きが可能です。
インターネットからの変更手続きは24時間どこからでも変更ができるので大変便利です。

②電話

電話窓口が設けられている場合には電話で変更申込書を請求することができます。

電話で口頭のみの住所変更は行うことができず、電話で申込書を請求し郵送となる場合がありますので注意してください。

③郵送

・インターネットで住所変更申込書をダウンロードして郵送する方法
・住所変更申込書を請求して郵送する方法

郵送の場合は2つのパターンがあります。
どちらの場合も新住所の記載のある証明書を同封して郵送します。

④窓口

銀行、消費者金融のカードローン で窓口がある場合は窓口での住所変更が可能です。
窓口まで行く必要はありますが、対面での変更なので申込書の不備を減らすことができます。

・本人確認書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
・銀行カードローンの場合、届出印が必要となる場合があります

⑤無人契約機やテレビ電話窓口、ATM

無人契約機がやテレビ電話窓口の設置があるカードローン会社は機械で住所変更を行うことができます。
ATMで手続きができるカードローン会社もありますが、対応している会社は多くはないため利用しているカードローン会社で利用できるか確認しましょう。

カードローンの住所変更で必要な書類

カードローンの住所変更で必要な書類

新住所の記載がある証明書が必要となる場合は以下の書類いずれか1点が必要となります。

・運転免許証

・パスポート

・マイナンバーカード(表面)

・健康保険証

・住民票の写し

引っ越し時のカードローン対策

◎郵便局の転送届を提出する

郵便局の転送届を利用すると1年間、旧住所の郵便物が新住所に転送されます。

郵送物が送り元に戻ることがないので、信用情報にキズがつくことを回避できます。

引っ越しなどで忙しく変更の手続きができない場合や、ローンの契約が多く把握しきれない場合に有効です。

郵便局の転送を利用しつつ、できるだけ早めに住所変更を行いましょう。

まとめ

カードローン会社は個人の信用を元にお金を貸しています。
住んでいる場所がわからない人にお金を貸すことはできません。「住所が変更になって新住所がわからない」ことは信用をなくす大きな要因です。

カードローンの会社によっては「郵送物なし」のカードローンもありますが申し込み情報は情報機関に登録され信用情報として扱われます。そのため、郵送物が届ばいいということではありません。

信用情報にキズがついてしまうと、他のローンを組む際にも悪影響となります。
住所変更はインターネットから簡単にできますので、後で困ることのないように必ず手続きを行いましょう。



この記事を執筆した専門家

林田紗季
林田紗季
ファイナンシャルプランナー
自ら多重債務で苦しんだ経験をもとに、FP3級を取得しました。現在は『貸金業務取扱主任者』の国家資格取得試験に向け猛勉強中です。「読む人の立場になって、わかりやすく伝える」ことをモットーに生活に役立つ記事を目指しています!趣味は旅行!船でのんびり世界一周旅行が夢です!
                     

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