ども、Credit Geekです!今回はクレジットカードを強制解約された人は住宅ローンの審査に落ちるのかについて解説していきます。
クレジットカードが強制解約になると完済から5年間は、クレジットカードもローンの審査も落ちるという話は聞いたことがあると思います。
でも、実際に私の友人は強制解約して間もないのに車の5年ローンを組めていました。
果たしてこれは一体どういうことなのでしょうか?
気になったので調べてみることに。
クレジットカードが強制解約になる理由とは
そもそも強制解約になるのは、
- 該当のカードで支払い期日から30日を過ぎる遅延があった場合
- 他のカードで30日以上延滞し強制解約されたことで信用情報に傷がついた場合
この2つが原因です。
基本的に支払い期日から30日程の遅延で強制解約通知が届きます。
また、他のクレジットカードで遅延・延滞しCICの信用情報に傷がついた場合でも、カード会社の再与信で信用が悪化したと判断されてドミノ倒しのように強制解約される可能性があります。
強制解約されるとローン審査にどう影響する?
強制解約されてローン審査に通るかどうかは、2つの要素が判断基準になります。
- 1つ目は、支払期日1~30日ほどで完済するも強制解約された場合
- 2つ目は、約3ヶ月を超えても支払いをせずに強制解約された場合
要は、CIC等の信用情報に「遅延」か「異動(延滞)」のどちらで記載されているかがポイントになります。
1.遅延はローン審査にほぼ影響しない
支払い期日から30日で強制解約された場合は、信用情報には「A」と記録されるのでローン審査は大目に見られる傾向があります。
そのため、ローン審査には通る可能性が高いです。
2.異動はローン審査に影響する
支払い期日から3ヶ月を経過すると信用情報には「異動」と記載されます。
これは完全なる貸し倒れを意味し、向こう5年は信用情報から延滞記録が消えません。
つまり、クレジットカード及びローン審査に通ることはまずありえないと考えるべきです。
例えば、信用情報への記載が、「終了状況”貸倒”、補足内容”解消”、解消日”平成27年10月7日”」とあれば平成32年の10月末まではローン審査に落ちる可能性が高いというわけです。
この場合は、5年たって信用情報を再度開示請求して記録が消去されていることを確認した上で、再度ローン審査を受けることをおススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
強制解約には、罪が軽い・重いの2つのパターンがあったんですね。
ローン審査は借りる会社によって難易度が異なってくるので、「あそこは落ちたけどここで通った」という場合がほとんどです。
ローン審査は複数受けてみると良いですね。

この記事の監修専門家