クレジットカード延滞金の利子計算方法とは?

[最終更新日]2019/02/12

クレジットカード延滞金の利子計算方法

クレジットカードの支払いが遅れてしまうと、規約に基づき遅延損害金というお金が支払い金額と別で発生します。延滞し始めていつから発生するのか?具体的にいくらかかるのか?計算方法について詳しく解説していきます。

クレジットカードの遅延損害金とは?

各社クレジットカードの利用規約には、クレジットカードの支払いが遅れると「遅延損害金」が発生すると記載されています。

遅延損害金はショッピングやキャッシングなど、クレジットカードの支払いが遅れてしまった場合に発生する「罰金」「損害賠償金」のようなものです。

口座への入金を忘れ」や「残高不足」などでクレジットカード利用代金の支払日に、引き落としできなかった場合にかかります。

遅延損害金は一定の金額ではなく、支払い金額に対して「年利〇〇%」というように記載されます。

遅延損害金は日割りですので、1日あたり〇〇円という増え方をしていきます。

そのため遅れから再度支払いをするまでの日数が長引くほど、遅延損害金の金額も増えることになります。

遅延損害金は遅れていつから発生する?

遅延損害金は支払日の翌日から発生する

クレジットカードの支払い遅れから遅延損害金は、支払日の翌日から発生します。

支払いの翌日から完済日まで毎日かかります。

しかし、クレジットカードの種類によっては「遅延損害金がかからない」ケースも存在します。

ほとんどのクレジットカードでは遅延損害金がかかると利用規約に記されていますが、カードによっては翌日からすぐに発生するのではなく、数日後から発生する場合もあります。

クレジットカードの遅延損害金の利率はいくら?

いくら賠償金だからといって遅延損害金はいくらに設定しても良いということではありません。

クレジットカードの支払い遅れによる遅延損害金には「消費者契約法」という法律における上限の金利が決まっています。

クレジットカードの遅延損害金の法定上限は、支払い方法によって異なります。

一括払い→14.6%
・分割払い、ボーナス払い→6.0%
・キャッシング→20%

このように遅延損害金には上限が定められています。

各クレジットカード会社の遅延損害金は法定上限いっぱいかギリギリに設定されていることがほとんどです。

また、クレジットカード会社によっては遅延損害金とは別で事務手数料を請求される場合があります。

クレジットカードごとに遅延損害金を見る

ショッピング利用分 キャッシング利用分
三井住友カード(Visa・Master) 14.6% 20%
JCBカード 14.6% 20%
アメリカン・エキスプレス 14.6% 20%
MUFGカード 14.5% 19.92%
楽天カード 14.6% 20%
オリコカード 14.6% 20%
UFJニコス VIASOカード 14.6% 20%
Yahoo!JAPANカード 14.6% 20%
エポスカード 14.6% 20%
au WALLETカード 14.55% 19.92%
アコムACマスターカード 14.6% 20%

こちらに載っていないクレジットカードでも会員利用規約にショッピング、キャッシング共に遅延損害金の年利が記載されているので確認しましょう。

遅延損害金の計算方法

遅延損害金の計算方法

クレジットカードの遅延損害金は年利なので、日割りで発生していきます。

まずは1日あたりの遅れでいくら遅延損害金が発生するのか計算してみましょう。

遅延損害金の計算方法は

請求金額×〇〇%(遅延損害金年率)÷365(日)=一日あたりの遅延損害金

この数字に日数をかけると何日延滞するといくら遅延損害金が発生するのか概算することができます。

例えば、遅延損害金年率14.6%のクレジットカードで、10万円の支払い(一括払い分)を一日遅れた場合

100000×0.146÷365=40

となるので1日あたり40円が遅延損害金となります。

これが10日間の遅れだった場合×10日で400円になります。

※年利はクレジットカードの種類や支払い方法(一括払いやキャッシング)によって異なります。自分のクレジットカードの利用規約を確認した上で計算しましょう。

キャッシングの遅延損害金の場合

クレジットカードのキャッシングで支払い遅延した場合の遅延損害金を見ていきましょう。

ここでは遅延損害金年利を上限金利の20%とします。

10万円の支払いが遅れた場合、

100000×0.20÷365=55

となり、一日あたりの遅延損害金は55円となります。

これに完済までの日数をかけることで合計の遅延損害金を出すことができます。

遅延損害金が発生することのによる信用情報への影響

クレジットカード会社は1日でも支払いが遅れると個人信用情報機関へ情報を登録する権利を持っていますが、数日程度の遅れの場合、きちんと返済すれば登録されないことが多いです。

遅延損害金が発生するからと言って、必ずしも信用情報へ影響があるとは限りません。

ですが、遅延損害金を払えばなんとかなるという考えで何度も遅れや延滞を繰り返したりすると、当然心情も悪くなり信用情報へ登録されたり、最悪の場合強制解約もあります。

遅延損害金は払えば良いというものではないと覚えておきましょう。

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まずは抑えておくべきクレジットカードの支払い遅れの対処方法をこちらのクレジットカードの支払い遅れ(延滞・滞納)の対処方法でまとめてあるのでぜひご参照ください。



この記事の監修専門家

ギーク教授
ギーク教授
元信販会社
国内唯一の国際ブランド会社の本社にて、クレジットカード・キャッシング、個人向け融資の営業、申込受付、審査、部署リーダーなど様々な業務を在職中に経験。客観的かつ公平な読者目線のコンテンツづくりに日々励む。「家族や友人の悩みを解決できる情報提供」をモットーに、お金で苦しむ人が少しでも減る原動力になりたい。
                     

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