クレジットカードの支払い遅れ・延滞・滞納の影響とは

[最終更新日]2019/02/28

クレジットカードの支払い遅れ・滞納の影響とは

クレジットカードの支払いが遅れたり、延滞・滞納をするとどうなるのでしょうか?信用情報にキズがついてローンが組めなくなったり、今のカードが利用停止で使えなくなること以外にも影響があります。支払いできない場合の対処方法についても触れています。

クレジットカードの遅延、延滞、滞納の違いとは?

クレジットカードの支払い遅れは、段階的に呼び方が変わっていきます。

この呼び方によって同じ支払い遅れでも、意味や対処方法が違うため注意が必要です。

遅延 支払日(引き落とし日)から60日以内の遅れ
延滞 支払日(引き落とし日)から61日以上か3ヶ月以上の遅れ
滞納 支払日(引き落とし日)から61日以上か3ヶ月以上の遅れ

遅延は短期間の支払い遅れ、延滞と滞納は長期の支払い遅れということになります。

また、上記の表を見てもわかるように、延滞と滞納の定義は同じで同義なので、言い方の違いのみと考えましょう。

クレジットカードの支払い遅延・延滞・滞納(異動)の違いを比較!
2018.11.28

クレジットカードの支払い遅れや滞納をするとどうなる?

クレジットカードの支払い遅れ・滞納の影響とは

クレジットカードの支払いが遅れたり、そのまま滞納することによる影響は以下の通りです。

①遅延損害金が発生する

まず支払いが遅れるだけで遅延損害金がかかります。

遅延損害金とは、クレジットカードの支払いが遅れることによる罰金のようなもので、支払い金額に対しての利息が乗っかってきます。

金利は最大で14.6%、キャッシングの場合は18%の1.46倍までかかり、遅延日数によって遅延損害金の額が変化します。

支払いが遅れてから遅延損害金が発生するタイミングや、遅延損害金の金利はクレジットカード会社によって異なります。

遅延損害金の計算もわかりにくいので、詳しくは以下の記事をチェックしてください↓

クレジットカード延滞金の利子計算方法とは?
2019.01.31

②クレジットカードの利用停止

クレジットカード会社によって異なりますが、遅れた分の支払いが確認されるまでクレジットカードの利用が止められてしまうケースがあります。

大抵の場合、初めての支払い遅れで利用停止になることは少なく、繰り返し支払いが遅れているホルダーに対して行われる措置です。

初めての支払い遅れでも、遅延日数が長いと利用停止になることは十分にあります。

クレジットカードが利用停止になった場合の対処方法と復活までの期間は、以下の記事をチェックしてください↓

クレジットカードの支払い遅れで利用停止!?理由と再開方法
2019.01.28

③クレジットカード会社からの信用低下

支払いが遅れることでクレジットカード会社からの信用が落ちてしまい、一括払い以外の支払い方法が制限されたり、利用限度額の増枠ができなくなったりと、今後のカード利用が不便になることもあります。

リボや分割払い、キャッシングの利用制限が一時的にされることもあり、利用再開まで数カ月かかることも。

さらに悪い場合、ショッピングやキャッシングの利用限度額の減額がされることもあります。

これは、いわゆる社内ブラックと呼ばれるもので、遅延・延滞・滞納の記録が消えることがないため、注意が必要です。

1回目の遅れでここまでされるカード会社は少ないですが、このリスクは念頭に置いておくべきでしょう。

④長期の延滞・滞納で信用情報に影響が出る

クレジットカードの支払い延滞・延滞でもっとも大きい影響は、個人信用情報にキズが付くこと(いわゆるブラックリスト入り)です。

冒頭で解説している遅延・延滞・滞納のうち、延滞・延滞に当てはまる期間支払いを放置していると、事故情報として登録されます。

長期間の延滞は事故情報として記載され、向こう5年は消えることがありません。

情報が記載されている間の5年間は、住宅ローン・自動車ローン・クレジットカード・携帯電話の分割払いといった金融商品の、審査に通らず利用ができなくなるため、人生に大きな影響を与えてしまいます。

⑤繰り返しや長期滞納で強制解約も

たった数日の支払い遅れだとしても、何度も繰り返し遅延していると、突然強制解約になることがあります。

また、滞納したまま督促や電話を無視し続けても、強制解約となります。

一度強制解約になると、今後同じクレジットカードは再契約できないため、気をつけましょう。

支払い遅れから滞納、強制解約までの流れは以下の記事で解説しています。

クレジットカードの遅延・延滞で強制解約!?復活の希望は?
2018.12.19

⑥長期間滞納を放置すると裁判も

クレジットカードの支払いを延滞・滞納すると、督促の手紙やメール・電話が来たり、会社によっては自宅への訪問が行われることもあります。

これをひたすら無視し続けると、最終的に裁判所から支払い督促が届きます。

ここでも支払いをせずに放置すると、給与や財産の差し押さえになります。

支払い遅れから差し押さえまでの流れは、以下の記事を参考にしてください。

クレジットカードの延滞・滞納が払えないと裁判や差し押さえ!?
2018.12.25

クレジットカードの遅延・延滞・滞納した場合の対処方法

クレジットカードの支払い遅れ・滞納の影響とは

クレジットカードの支払いを遅延したり、延滞・滞納することによる影響を紹介してきました。

遅れたまま放置すると、どんどん悪い影響が膨らんでいくため、急いで対処する必要があります。

入金が間に合わない&間に合わなかった場合
  1. 支払日当日、実際に引き落としされる時間を確認する
  2. ネットバンキングで口座へ入金する
  3. 再度引き落としに間に合わせる
  4. クレジットカード会社に直接振り込みする
お金が無くて支払いがきつい場合
  1. 利用分をリボ払いか分割払いに変更する
  2. 支払いを待ってもらう
  3. どうにかしてお金を工面する(裏ワザあり)

クレジットカードの支払い遅れ(延滞・滞納)の対処方法
2018.12.05

よくある質問

家族に影響はあるの?

クレジットカードの支払い遅れが、家族に影響することはあるのでしょうか?

これは、支払いが遅れている期間によって異なるため、一概に言えません。

支払いが遅れた場合の督促や連絡方法はカード会社によって異なり、手紙の郵送があった場合には不審がられてバレる可能性もあります。

また、裁判に発展するレベルの滞納では、自宅への訪問や差し押さえ等で、家族に影響が出る可能性も否定できません。

個人信用情報機関に遅れが登録されること自体が、配偶者や子供に影響することはありません。

クレジットカードの滞納は会社にバレる?

電話で会社に連絡が来たり、勤務先に取り立ての訪問が来ることはありません。

しかし、給与の差し押さえ段階まで滞納を放置すると、会社にバレるでしょう。

何回までなら遅れてもいい?

クレジットカード会社によって遅延回数による対処は異なります。

何回遅れても、再引き落としに間に合えば問題無い会社もあれば、連続の遅延で強制解約になる会社もあります。

何回までという明確な決まりはありません。次にクレジットカードの支払いが遅れたら、強制解約されるかもしれない!と念頭に置いておきましょう。

あわせて読みたい関連記事

まずは抑えておくべきクレジットカードの支払い遅れに関する基本的な情報をクレジットカードの支払い遅れ(延滞・滞納)でまとめてあるのでぜひご参照ください。



この記事の監修専門家

ギーク教授
ギーク教授
元信販会社
国内唯一の国際ブランド会社の本社にて、クレジットカード・キャッシング、個人向け融資の営業、申込受付、審査、部署リーダーなど様々な業務を在職中に経験。客観的かつ公平な読者目線のコンテンツづくりに日々励む。「家族や友人の悩みを解決できる情報提供」をモットーに、お金で苦しむ人が少しでも減る原動力になりたい。
                     

コメントを残す