基本的にETCカードはクレジットカードに付帯してついてくるものです。そのためクレジットカードの審査に通過しないと持つことができません。そこで今日はETCカード付帯のクレジットカード審査に通過する方法をご紹介します。
※1 <利用条件の詳細>
①カードご入会特典
・利用期間中、1回でもクレジット払いご利用いただくと1,000WAON POINT進呈(JMBカードは500マイル進呈)
②カードご利用特典
A・3,000WAON POINT 進呈(JMBカードは1,500マイル進呈)
※クレジット払い20,000円(税込)以上利用者の中から抽選で5,000名
B・15,000WAON POINT 進呈(JMBカードは7,500マイル進呈)
※クレジット払い40,000円(税込)以上利用者の中から抽選で400名
※利用特典A、Bの重複進呈は無し となります。
▼カード名称 ※キャンペーン対象券種の詳細
・イオンカードセレクト
・ミッキーセレクト
・トイセレクト
・ミニオンズセレクト
・イオンカード(ミニオンズ)
・イオンカード(WAON一体型)
・ミッキー(WAON一体型)
・トイ(WAON一体型)
・イオンJMBカード
・イオン首都高カード
・イオン E-NEXCO passカード
・KASUMIカード
・イオンTHRU WAYカード
・イオン NEXCO中日本カード
・東北電力カード
・イオンNEXCO西日本カード
・イオンカード(SKE48)
・マルエツカード
・イオンカード(櫻坂46)
・住友不動産ショッピングシティ
この記事の目次
クレジットカードの審査に落ちてもETCカードだけ発行できない?
ETCカード付きのクレジットカードに申し込みをして審査落ちしてしまうと、ETCカードを発行することはできません。
これはETCカードを利用して支払った料金は、後ほどクレジットカードにて後払いとなるため、ETCカードにはクレジットカードが紐づいている必要があるためです。
ETCカードの中には、まれにデポジット(保証金)を先に支払って利用できるタイプのものや、個人事業主や法人のETC利用のために口座引き落としで利用ができる高速情報協同組合のカードなどもありますが、圧倒的にクレジットカードタイプのものが主流になっています。
過去にはJAFのETC付会員証などもありましたが、ETC会員証サービス終了に伴い、現在では廃止になっています。
しかも、ETCカードは本人名義のものしか原則利用ができないので、家族間でのETCカードの貸し借りなども禁止です。(名義人が同乗していれば問題ありません。)
たとえば、ご主人が奥様名義のETCカードを利用している時に事故などが発生した場合には、保証の対象外となることがあるので必ず自分のETCカードを利用する必要があります。
クレカ審査通過に自信がなくてもETCカードを作らないのはもったいない!
現在の高速道路会社や有料道路では利用料金に現金払いの料金とETC料金が別で設定されているところも多くなっています。
また、利用時間によっては割引率も高くなったりするので、首都高などの高速道路や有料道路を頻繁に使う利用者にとって、ETC割引を利用するのとしないのでは、利用頻度によって金額にかなりの差が生じます。
さらに、個人事業主や法人の方の場合、ETCを利用するとETC利用照会サービスを利用したりETC利用履歴発行プリンターを使って過去の利用額や利用履歴を一覧にしたりもできるので、経費の計算がスムーズになるといったメリットもあります。
ETCカードはETC車載器に挿入するだけで手軽に利用ができますので、ETC付帯カードを利用することをおすすめします。
ETC付帯カードの審査ってどうなの?
デポジット型のETCカードを除くと、ETCカードを作るためにはクレジットカードの審査に通過する必要があります。
クレジットカードの審査行程
クレジットカードの審査は、以下の行程で行なわれます。
①申し込み
②自動審査(スコアリング)
③信用情報確認
④在籍確認
⑤審査合否確定
⑤審査合否連絡
それでは、1つずつ詳しく説明していきます。
①申し込み
まずはクレジットカードの申し込みです。申し込み方法には、インターネット・来店申し込み・電話FAXでの申し込みなど、クレジット会社によっていくつかの申し込み方法がありますので、自分に都合のよい方法で申し込みを行なってください。
②自動審査(スコアリング)
申し込みをすると、審査が行なわれます。審査はいくつかの段階を踏んで行なわれるのですが、信用情報確認と同じくまず最初に行なわれるのが自動審査(スコアリング)です。
自動審査(スコアリング)とは、申込者が申込書などで申告した情報をもとに申込者自信の属性(情報)を点数換算して評価するシステムのことです。
この点数付けは人が手作業で行なうのではなくコンピューターで自動的に行なわれ、カード会社の定める総合点に見たないと、審査落ちになると考えられます。申告した情報は全てスコアリングされるといっても過言ではないほどに、年収や居住年数、家族構成、免許証の有無や現在の借入状況まで全て点数で換算されます。
一例として、とあるクレジットカード会社では、下記のようなスコアリングがされています。
年収 | 点数 |
120万円 | 0点 |
200万円 | 20点 |
300万円 | 30点 |
400万円 | 35点 |
500万円 | 45点 |
600万円 | 50点 |
700万円 | 55点 |
800万円 | 65点 |
1000万円 | 75点 |
勤続年数(営業年数) | 点数 |
---|---|
1年未満 | 5点 |
1〜2年未満 | 10点 |
2〜3年未満 | 15点 |
3〜4年未満 | 20点 |
4〜5年未満 | 25点 |
5〜10年未満 | 50点 |
10年以上 | 55点 |
③信用情報確認
自動審査(スコアリング)の審査の一部になりますが、スコアリングを行なうために信用情報確認というものが行なわれます。信用情報確認とは、個人信用情報機関という場所に記録されている個人信用情報の確認のことをいいます。
信用情報機関に記録されている個人信用情報とは、金融機関が共通して見ることができる申込者が企業と取引をしたローンや分割払いなどのお金の貸し借りの記録です。
車のローンや子供の教育ローン、カードローンや携帯電話の分割払いなど、いつどこに申し込みをしたのかという利用履歴や、過去に滞納トラブルや自己破産、債務整理などの信用事故があったかどうかなどの事故歴も審査の対象になります。
信用情報確認で得た情報もスコアリングの対象となり、以下は信用情報確認で得た情報によるスコアリングの一例です。
遅延履歴 | 点数 |
---|---|
なし | 125点 |
1日 | 40点 |
2日〜1週間 | 30点 |
1週間〜1ヶ月 | 20点 |
1ヶ月〜3ヶ月未満 | 5点 |
3ヶ月以上 | 0点 |
信用情報もスコアリングでの点数を大きく左右する
上記であげたスコアリング表はほんの一例ですが、クレジットカード会社ではさまざまな申込者の情報がスコアリングによって評価されます。
この3つのスコアリング表の点数のみで個人を評価すると、下記のようになります。

- 『年収1000万円+勤務年数10年以上+滞納3ヶ月以上』の場合…130点
- 『年収110万円+勤務年数1〜2年未満+滞納履歴なし』の場合…135点
クレジットカード会社によっても配点やスコアリングによる審査通過の点数基準が違うため一概にはいえませんが、このように収入が低くても他のスコアリング点数でカバーできれば、高い点数を狙うことも可能です。
④在籍確認
スコアリングにより、申込者情報が基準値となる点数を上回ると行なわれるのが在籍確認です。
在籍確認にはいくつかの方法があり、社会保険の健康保険証など書類で在籍確認を行なう方法や申告した勤務先の電話番号に電話をかけて本人の在籍を確認する方法などが用いられます。
現在のところ電話での在籍確認方法を採用しているクレジットカード会社が多く、『〇〇(個人名)といいますが××さん(申込者の名前)はいますか?』というような内容で電話がかかってきます。
この時に本人が不在であっても、電話対応者が『××は席を外しています。』や『××は本日お休みを頂いています。』など在籍が確認できる回答が得られれば在籍確認は完了となります。
⑤審査合否確定
スコアリング・信用情報確認・在籍確認の全ての審査に通過すると最終的にクレジットカード会社内にて申込者の合否の確定を行ないます。このタイミングで、申込者のクレジットカードの上限額なども決定されます。
⑥審査合否連絡
合否の結果がでると、審査結果がクレジットカード会社から申込者に連絡されます。連絡方法は電話やメール、郵便物での通知など、クレジットカード会社によってさまざまです。
審査難易度の高低はスコアリング点数を取得しやすいかどうか
クレジットカードにはさまざまな種類があり、それぞれカードの特徴によってスコアリングの点数配分や審査通過基準となる点数に差があります。
クレジットカード会社にもタイプがあり、スコアリング点数が取得しやすいクレジットカード会社や、逆にスコアリング点数が取得しにくいクレジットカード会社が存在します。
クレジットカード会社は下記のようにジャンル分けすることが可能です。
カード会社タイプ | 特徴 | 代表的なカード会社 |
---|---|---|
銀行系・独立系 | ・銀行やクレジットカードブランドが発行するカード ・ステータス系や優待サービスの多いクレジットカード |
・アメックス ・三菱UFJ銀行 |
信販系 | ・販売信用を行なう会社が発行しているクレジットカード | ・オリコ |
流通系 | ・ショッピングモールや大手スーパーなどが発行しているクレジットカード ・自社の店舗やサイトでお得に買い物できる特典が豊富 |
・イオン ・楽天 |
消費者金融系 | ・大手消費者金融が発行しているクレジットカード ・特典は特についておらず、基本のクレジットカード利用しかできない |
・アコム |
このようにジャンル分けされたクレジットカード会社は、それぞれにターゲットとしている顧客層も違います。
たとえば、銀行系・独立系のクレジットカード会社の場合、ある程度の年収や社会的地位のある良質な顧客にカードを作ってほしいという傾向があるため、他のタイプに比べて審査が厳しめになっています。
そして、自社での購入を促すために利用される流通系のクレジットカードの場合には会員数を増やして、買い物で利用してもらうのを目的としている会社が多いです。そのため、会員数を増やしやすくなっています。
また消費者金融系のクレジットカードの場合にも、審査基準がクレジットカードの審査ではなく消費者金融よりの審査を行なう傾向にあります。
スコアリング点数を取得しやすいカードを選ぼう!
クレジットカード会社はそれぞれのスコアリング表を公表していません。
たとえ問い合わせをしても回答は得られないでしょう。
しかし、クレジットカード会社のタイプによってある程度のスコアリング点数の取得のしやすさを予測することはできます。流通系や消費者金融系のカードを選ぶことがポイントです。
クレジットカード審査に落ちる理由
クレジットカード審査の半分以上がスコアリングの点数評価によるものです。そのため在籍確認がとれないなどの理由以外では『クレジットカード審査に落ちる理由=スコアリングの点数が基準値に満たなかった』と考えてよいでしょう。
では、一体どのようなことがスコアリングの点数を稼げない要因になるのでしょうか?スコアリングの点数が稼げない、審査落ちになるのには下記のような原因があります。
ETC付帯クレジットカードの選び方
どうせならお得に利用できるカードを選びたいものです。
そこで、今回はETC付帯のクレジットカードを選ぶポイントについても紹介していきます。
その① クレジットカードの年会費
まずチェックしたいのが、利用するクレジットカードの年会費です。クレジットカードの年会費は無料のものから10万円を超えるものまでさまざまです。そのため、カードの利用頻度に見合った年会費のカードを選ぶ必要があります。
クレジットカードやETCカードの利用頻度は低いのに年会費の高いカードを選んでしまうと、年会費が生活の負担となってしまいますので気をつけましょう。
その② ETCカード付帯の料金
クレジットカードの年会費同様にクレジットカードにETCカードを付帯させるために追加料金がかかるカードが存在します。
ETCカードを完全無料で付帯できるカードもありますので、こちらも自分の利用頻度やカードを利用することで得られるベネフィットに応じてクレジットカードを選んでいく必要があります。
その③ クレジットカードで得られるメリット
ETCカード付帯のクレジットカードを選ぶポイントには、クレジットカードそのものの特徴を理解して利用することも大切なポイントです。
クレジットカードは選び方によって、ETCの支払い利用の他にもポイントやマイルを貯めたり、ステータスがアピールできたりもします。そのため、自分がクレジットカードを持つことで得たいベネフィットをしっかりと考えてカード選びをすることも大切です。
ETC付帯クレジットカードおすすめランキング
『ETC付帯のクレジットカードの選び方は分かったけど、カードの種類が多すぎて実際にどれを選べばいいのか分からない…』という方もいるのではないでしょうか?
そこで今回はオススメのETC機能付きクレジットカード3つを紹介します。
ライフカード
年会費が無料で持てるクレジットカードであるライフカードは、ETCカードの発行も無料となっているお得なカードです。更にお買い物の利用でもポイントが貯まり、貯めたポイントを商品券やマイルなどに交換が可能です。
メリット
- 最短3営業日でカード発行可能!
- 初年度はポイント還元率1.5%!
- 誕生日月にはポイント5倍!
デメリット
- 通常のポイント還元率が0.5%でポイント高還元率カードではない
こんな人にオススメ!
すぐに無料でETC付帯のクレジットカードを持ちたい人!
楽天カード
年会費無料で持てるクレジットカードの中でも人気なのが楽天カードです。ETCの利用には年間550円の費用がかかってしまいますが、ゴールドカードやプレミアムカード、または楽天のダイヤモンド会員やプラチナ会員になることで無料で利用することも可能です。
メリット
- 流通系クレカ
- お買い物などで楽天ポイントが貯まる!
- クレジットカード自体の年会費は無料!
デメリット
- ETCの利用には年会費550円がかかる
こんな人にオススメ!
楽天市場や楽天ブックスを利用してポイントを貯めながらETCを利用したい人!
イオンカード
現在のキャンペーンはこちら。
開催期間 |
---|
・申込期間:2023/1/11~2/10 ・利用期間:2023/1/11~3/10 |
<利用条件の詳細>
①カードご入会特典
・利用期間中、1回でもクレジット払いご利用いただくと1,000WAON POINT進呈(JMBカードは500マイル進呈)
②カードご利用特典
A・3,000WAON POINT 進呈(JMBカードは1,500マイル進呈)
※クレジット払い20,000円(税込)以上利用者の中から抽選で5,000名
B・15,000WAON POINT 進呈(JMBカードは7,500マイル進呈)
※クレジット払い40,000円(税込)以上利用者の中から抽選で400名
※利用特典A、Bの重複進呈は無し となります。
▼カード名称 ※キャンペーン対象券種の詳細
・イオンカードセレクト
・ミッキーセレクト
・トイセレクト
・ミニオンズセレクト
・イオンカード(ミニオンズ)
・イオンカード(WAON一体型)
・ミッキー(WAON一体型)
・トイ(WAON一体型)
・イオンJMBカード
・イオン首都高カード
・イオン E-NEXCO passカード
・KASUMIカード
・イオンTHRU WAYカード
・イオン NEXCO中日本カード
・東北電力カード
・イオンNEXCO西日本カード
・イオンカード(SKE48)
・マルエツカード
・イオンカード(櫻坂46)
・住友不動産ショッピングシティ
こちらも流通系の中で人気のあるイオンのショッピング系クレジットカードです。クレジットカードの年会費無料でETCも無料で利用が可能です。また電子マネーWAONが自動付帯しており、イオングループでのお買い物利用でいつでもポイントが2倍になったり毎月20日と30日はお客様感謝デーとしてイオングループでのお買い物が5%引きになったりとお買い物でもお得に利用できるカードです。
メリット
- クレカ年会費とETCの利用が無料!
- イオングループで利用すればいつでもポイント2倍
- 毎月20日・30日にはイオングループでのお買い物が5%割引になる!
デメリット
- 通常のポイント還元率が0.5%でポイント高還元率カードではない
こんな人にオススメ!
イオングループで頻繁にお買い物をする人!ETCを無料で利用したい人!
まとめ
今回は、ETCが付帯したクレジットカードの選び方やおすすめのクレジットカードを紹介しました。クレジットカードにはさまざまな種類がありますが、クレジットカード会社のタイプを知ることである程度の審査基準を知ることができます。
特に今回おすすめしたクレジットカードである楽天カードやイオンカードなどの流通系カードの場合、お得に利用できる場所が限られているためお得に利用できる人というのが限られてしまいます。
そのため、『とにかくETCカードが利用できて幅広くお得に使える』という意味ではライフカードをおすすめします。
クレジットカードそれぞれに特徴がありますので、カード選びのポイントをしっかり押さえて自分に合った1枚を見つけるようにしましょう。

この記事の監修専門家