電気料金の支払い方法には、主に『口座引き落とし』『コンビニ払い』『クレジットカード』があります。それぞれどの支払い方法にするかによって毎月の電気料金をどれくらい節約することができるのか異なります。今日は関西電力の電気料金をもっとも節約できる支払い方法について比較してまとめました!
この記事の目次
関西電力の電気料金支払い方法にはどのような種類がある?
関西電力の電気料金支払い方法には、以下の6つの方法が存在します。
銀行口座振替
クレジットカード
コンビニ
銀行/郵便局
ワンショットクレジットカード決済
関西電力の窓口
関西電力の電気支払い方法
それでは、それぞれの支払い方法を見てみましょう。
銀行口座振替
指定金融機関からの自動口座引き落としにて支払いする方法です。
基本的には検針日の9日目に口座引き落としが行なわれますが、希望をすれば検針日の9〜30日目の好きな日にちを指定して毎月引き落としすることも可能です。
ただし、29・30・31などの日にちを設定すると月によって「月末」として多少引き落とし日が前後することもあります。
クレジットカード
クレジットカード決済にて月々の料金を支払う方法です。
一時的にクレジットカード会社が支払いを立て替える形になり、クレジットカード利用分の請求日にカード会社に料金を支払う形になります。
クレジットカードの支払いとして他のクレジットカード利用分と一括して支払うことが可能なので、支払いの手間をまとめることができます。
また、利用するクレジットカードによっては、ポイント還元を利用してポイントを貯めることも可能です。
コンビニ
関西電力から送られてくる払い込み用紙を利用してコンビニで支払う方法です。
コンビニに立ち寄ったついでに、他の買い物と一緒に支払うことが可能です。
利用可能なコンビニ
- アズナス
- アンスリー
- ココストア
- コミュニティストア
- サークルKサンクス
- セブンイレブン
- デイリーヤマザキ
- ハートイン
- ファミリーマート
- ポプラ・ミニストップ
- ローソン
- ヤマザキスペシャルパートナーショップ
銀行/郵便局
こちらも関西電力から送られてくる払い込み用紙を利用して、銀行や郵便局などで支払う方法です。
都市銀・地方銀行・信託銀行・信用金庫・信用組合・商工中金・労働金庫・農業協同組合・ゆうちょ銀行などで支払いが可能です。
ワンショットクレジットカード決済
インターネットからクレジットカードを利用して支払いをする方法です。クレジットカードの11桁の番号と4桁のセキュリティー番号があれば、支払いが可能です。
コンビニや銀行など、外に出る必要なく支払いを済ませることができます。
関西電力の窓口
関西電力の窓口にて支払いをする方法です。
福井県・佐賀県・京都府・兵庫県・大阪府・奈良県・和歌山県にある関西電力窓口にて支払いが可能です。
電気料金支払い方法まとめ表
支払い方法 | 概要 | 面倒クサイ度 | 節約度 |
---|---|---|---|
銀行口座振替 | 口座引き落とし | ![]() |
![]() |
クレジットカード | クレジットカードを利用した自動決済 | ![]() |
![]() |
コンビニ | 払い込み用紙でのコンビニ支払い | ![]() |
![]() |
銀行/郵便局 | 払い込み用紙での金融機関での支払い | ![]() |
![]() |
ワンショットクレジットカード決済 | クレカの番号を利用してのネット決済 | ![]() |
![]() |
関西電力の窓口 | 関西電力の窓口での支払い | ![]() |
![]() |
関西電力の電気料金は支払い方法によって節約できる!
関西電力では支払い方法を選択することによって、支払いの手間を省く他にも、支払金額を節約してお得に支払いをする方法も存在します。
支払い方法と節約度をカンタン比較表でチェック!
支払い方法 | 割引の有無(⭕/❌) | 概要 | 月換算の割引額 | 年換算の割引額 |
---|---|---|---|---|
銀行口座振替 | ⭕ | (例)銀行口座から引き落としが行われる毎に、100円の口座振替割引あり。 | -100円 | -1200円 |
クレジットカード | ⭕ | 利用するクレジットカードによってポイント還元あり | クレジットカードによる | クレジットカードによる |
コンビニ | ❌ | なし | 0円 | 0円 |
銀行/郵便局 | ❌ | なし | 0円 | 0円 |
ワンショット決済 | ⭕ | 利用するクレジットカードによってポイント還元あり | クレジットカードによる | クレジットカードによる |
関西電力の窓口 | ❌ | なし | 0円 | 0円 |
割引を受けることができるのは口座引き落としかクレジットカード払いのみ!
このように割引を利用できるのは、口座引き落としかクレジットカード払いのみです。
クレジットカードは直接的に割引が適用されているわけではありませんが、ポイント還元率の高いクレジットカードを利用することによってお得にポイントを貯めて利用することができます。
ワンポイント
電気料金を節約するには、『クレジットカード払い』または『銀行口座引き落とし』の2種類!
銀行口座振替とクレジットカード払いはどっちが節約できる?
それでは、銀行振替とクレジットカード払いはどちらがより節約できるのでしょうか?
ここでは一般的に高ポイント還元率いわれるリクルートカードと、銀行振替による関西電力の割引は、どちらがお得なのか、それぞれの特徴や違いから徹底比較してみましょう。
銀行口座振替とクレジットカード払いそれぞれの特徴をチェック!
まずは、銀行口座振替とクレジットカード払いの特徴や設定方法を見ていきましょう。
銀行口座振替
関西電力の支払いを銀行口座振替にすると、毎月100円の割引を受けることができます。
メリット
- 毎月の支払いのための手間がかからない
- 支払い忘れなどが少ない
- 利用料金がすぐに差し引かれるので口座の残高を確認しやすい
- 毎月100円の割引が受けられる
デメリット
- ポイント還元がない
支払い設定手続き
関西電力の公式サイトからWEB口座振替受付サービスを利用して、申し込みをします。
申し込みに必要なもの
- お客様番号(電気の使用量のお知らせで確認可能)
- 口座振替に利用する金融機関の口座番号とキャッシュカード
利用可能な金融機関
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそなグループ
- イオン銀行
- 地方銀行
- 信用金庫
- ゆうちょ銀行
クレジットカード払い
メリット
- 毎月の支払いの手間がない
- クレジットカード会社が一時的に立て替えるため、関西電力の引き落とし日に口座にお金が入っていなくてもOK
- 月々の支払いを他の支払いと一括でまとめることができる
- クレジットカードによってはポイント還元などのサービスが受けられる
デメリット
- 100円の割引が適用されない
- すぐに手元の現金が減らないので、いくら利用したのかが分かりにくい
支払い設定手続き
関西電力の公式サイトから「クレジットカード支払いを申し込む」をクリックして、申し込みをします。
申し込みに必要なもの
- 利用するクレジットカード
利用可能な国際ブランド
- VISA
- Master Card
- JCB
- アメックス
など。
銀行口座振替とクレジットカード払いの違いを徹底比較!
それでは次に、毎月1万円の電気料金を12ヶ月支払った場合の銀行振込と、リクルートカードでのクレジットカード支払いの違いを比較してみましょう。
銀行振替 | クレジットカード支払(リクルートカード) | ワンショットクレジットカード決済(リクルートカード) | |
締め日 | 検針日の前日 | 検針日の前日 | 検針日の前日 |
引き落とし日 | 検針日から9〜30日目 | クレジットカードの引き落とし日 | クレジットカードの引き落とし日 |
支払日 | 検針日から9〜30日目 | 検針日から9〜30日目(クレカ決済日) | 検針日から9〜30日目(クレカ決済日) |
月間の割引金額 | -100円 | -120円相当(120P) | -120円相当(120P) |
年間の割引金額 | -1200円 | -1440円相当(1440P) | -1440円相当(1440P) |
このように月に1万円の電気料金が発生した場合、ポイント還元率1.2%のリクルートカードを利用すれば年間240円ですが、若干割引金額が高くなります。
さらに口座振替の現金割引の場合には純粋に現金での割引のみとなりますが、リクルートポイントなどクレジットカードポイントの場合には電子マネーや共通ポイントに交換も可能で、交換後のポイントや電子マネーを利用してポイントの二重取りが可能になります。
リクルートポイント→他のポイントに交換した場合
リクルートカードで貯まるリクルートポイントからのポイント交換レートは『リクルートポイント1P=交換したポイント1P』です。
交換レートだけを見ると特にお得感はありませんが、たとえば交換したポイントをローソンで使うことによりお得に買い物をすることができる裏ワザがあるんです。
ローソンLoppiを利用すればお得にお買い物が可能
ローソンのメディア端末であるLoppiにはお試し引換券があり、飲み物やお菓子、アルコール類などをお得なレートでポイントと交換することが可能です。
商品によっても変わりますが、お試し交換券経由でお買い物をするとポイント1Pが1.5〜3円相当で利用可能になります。
交換先でお得に利用ができるためクレカの方がお得!
今回は、『リクルートカード→ポイント』という一例をあげてみましたが、このようにクレジットカードのポイントを利用すると、交換先の選択肢が増えて、現金よりもお得に利用することが可能になります。
そのため関西電力の支払いは、現金での割引が適用される銀行振込よりもクレジットカード支払いの方がお得になるといえます。
関西電力の支払いにオススメのクレジットカード人気TOP3
それでは実際に、関西電力の支払いにおすすめのクレジットカードTOP3を紹介していきます。
Rex card
Rex cardはジャックスカードから登場しているクレジットカードです。『食べログ』や『価格.com』などを運営しているカカクコムがプロデュースしています。
一般的なクレジットカードのポイント還元率が0.5%ほどなのに対し、Rex cardはポイント還元率が1.25%の高還元率カードとなっており、利用ポイントで毎月の支払い料金を割引できるのも大きな特徴です。
毎月、公共料金の支払いでコンスタントにポイントを貯めたいという方にはおススメのクレジットカードです。
年会費
年会費無料で利用可能です。
還元率
基本還元率は1.25%です。ポイントは1P=1円相当で利用可能となります。
一般的なクレジットカードが0.5%程度の還元率なのに比べるとかなりの高還元率カードといえます。
1ヶ月・年間で貯まるポイント
関西電力での支払い料金が1ヶ月1万円とした場合
10000円×1.25%=125Pとなります。
さらに1年間毎月1万円を支払った場合
125P×12ヶ月=1500Pとなります。
1ヶ月・年間で節約できる金額
貯めたポイントを公式サイトの会員専用ページで「Jデポ」に交換することで、手続き不要で毎月のクレジットカード料金が「1P=1円相当」でポイント分が割引になります。
よって、純粋にRex card で関西電力だけ支払いをしただけでも、年間で1500円割引になります。
貯まったポイントの変換先
Rex Card で貯まったポイントは『Jデポ』か『ANAマイル』に交換可能です。
- Jデポ…Rexカードのショッピング枠から値引きできるシステム
- ANAマイル…航空会社ANAのマイレージプログラム
リクルートカード
『リクナビ』『じゃらん』『SUMO』などでもおなじみのリクルートが発行しているリクルートカードです。
年会費無料でポイント還元率が1.2%のお得なクレジットカードとなっています。
貯めたポイントは『ホットペッパーグルメ』や『ホットペッパービューティー』などリクルートのサービスで利用できる他、共通のポイントへの交換も可能です。
年会費
年会費無料で利用可能です。
還元率
通常のポイント還元率が1.2%です。
さらに『じゃらん』や『ホットペッパービューティー』などリクルートサービス内での利用で、最大4.2%までポイント還元率がアップします。
1ヶ月・年間で貯まるポイント
関西電力での支払い料金が1ヶ月1万円とした場合
10000円×1.2%=120Pとなります。
さらに1年間毎月1万円を支払った場合
120P×12ヶ月=1440Pとなります。
1ヶ月・年間で節約できる金額
リクルートポイントは直接現金化して、利用料金などが割引になるサービスはありません。
しかし基本的には『1P=1円相当』の価値がありますので、月々1万円の支払いでリクルートのサービスを1ヶ月120円分、1年で1440円分利用することが可能になります。
さらにポイントに交換することでマイルや他の共通ポイントなどにも交換可能になり、さらにコンビニでお得に利用することができるので、1Pの価値を1.5円〜3円相当までアップさせることも可能です。
月々1万円支払いしポイント交換でお得に利用すると…
- 1P=1.5円相当の場合…1ヶ月180円・1年2160円
- 1P=3円相当の場合…1ヶ月360円・1年4320円
貯まったポイントの変換先
リクルートポイントを貯めると、下記の場所で利用可能となります。
リクルートポイントとして利用する場合
- ホットペッパー
- ホットペッパービューティー
- ポンパレ
- ポンパレモール
- ごちまる
- じゃらんnet
- じゃらんゴルフ
- じゃらんレンタカー
- MARQREL
- ポンパレモール
など。
他のポイントに交換して利用する場合
- ローソン
- 大戸屋
- ケンタッキーフライドチキン
- 昭和シェル石油
- HMV
- ゲオ
など。
楽天カード
楽天市場などでおなじみの楽天グループが発行しているクレジットカードです。
こちらも他の2つのカード同様に年会費無料のカードとなっており、基本ポイント還元率は1%(楽天スーパーポイント)の高ポイント還元率になっています。
他の2枚のカードよりも基本のポイント還元率は劣りますが、楽天市場などでの利用でポイントが2倍3倍とアップしていきます。
また電子マネーEdyに交換したり楽天市場や加盟店で使えたりなど、楽天グループを利用している方にはおすすめのクレジットカードです。
年会費
年会費無料で利用可能です。
還元率
基本のポイント還元率は1%と高ポイント還元率のクレジットカードですが、楽天グループなどのサービスと組み合わせて利用することにより、最大3.3%までポイント還元率がアップします。
1ヶ月・年間で貯まるポイント
関西電力での支払い料金が1ヶ月1万円とした場合
10000円×1%=100Pとなります。
さらに1年間毎月1万円を支払った場合
100P×12ヶ月=1200Pとなります。
1ヶ月・年間で節約できる金額
楽天カードは基本的に直接現金化はできません。(楽天ギフトや商品券との交換では可能です。)
しかし、基本的に楽天市場などで「1P=1円」として利用可能になりますので、月間で100円・年間で1200円の節約が可能です。
貯まったポイントの変換先
貯まった楽天スーパーポイントは、以下の場所で利用が可能になります。
- 楽天市場などの楽天グループ
- 楽天Edy
- 出光サービスステーション
- くら寿司
- マクドナルド
- プロント
- ペッパーランチ
- サークルK
- サンクス
- ツルハドラッグ
- ANAマイル
など。

この記事の監修専門家