こんにちは!ライターのmiyamotoです!個人事業主の方やフリーターの方では、国民年金や国民健康保険など、自分で支払わなければいけないものが多くて嫌になっちゃいますね!特に国民年金は、将来の助けとして支払っているイメージが強いため、「本当に必要あるの?」「将来、年金がもらえるの?」などの不安や不信感を持っている人も多いものです。
そんな嫌われがちな国民年金ですが、意外とお金のない人の味方であり、もしも「支払いたくない」ではなく「支払えない!」という人には救済措置がいろいろあります。
現在も将来も無理なく年金と付き合っていって欲しいから、ちょっと困っている人に朗報をお伝えします!
この記事の目次
国民年金ってなに?本当に払う必要がある?
「支払えない!」という人にお話する前に、「支払えるけど、支払いたくない」人に一つだけお伝えしたいお話があります。
国民年金は年を取ったり、一定の障害を負ったりした際にもらえるお金です。
ただし、毎月支払っているお金は貯蓄のように「積み立てている」わけではありません。
そのため、支払った分だけもらえるのか、損はしないのか、という質問に「NO」と言い切ることはできません。
しかし、今現在支払っている年金保険料は、自分たちのおじいちゃんおばあちゃんの生活に使われている大切なお金なのです。
将来私たちも、自分たちの子供の世代の支払う年金が必要となる可能性があります。
それを考えたら、今「支払いたくない!」とはあまり言えなくなりそうですね。
国民年金で将来困らないために
それではいよいよ本題に入ります。
年金は、前述した通り将来年を取ったり障害を持った時にもらえますが、その資格を得るためには一定期間年金保険料を納め続ける必要があります。
その資格がない人は将来年金を受け取ることができなくなってしまいます。
また、年金支給額は自分の納めた金額に応じて決められるため、資格があっても納めていない期間があると受け取れる金額が減ります。
しかし、実際にお金がなくて支払いが難しい場合には将来のことまで考える余裕はないでしょう。
そんな時に役立つのが、「免除」と「猶予」のシステムです。
これを上手に使うことで、将来の年金の資格を失わずに現在の生活を維持することができます。
年金の免除とは?
国民年金にはお金がなくて支払いができない期間の納付を免除する制度があります。
制度を利用するには一定の条件が必要ですが、免除を受けている期間は納付している期間と同じように期間をカウントしてもらえます。
また、免除の割合に応じて一部の年金保険料を納めたことと見なされます。
全額免除、3/4免除、半額免除、1/4免除の4種類があり、条件によって免除額が決まります。
生活保護や重い障害を持っている人は、全額免除となります。
収入に不安がある人の場合にはその家庭の総所得の額によって免除額が決まります。
年金の猶予とは?
年金保険料の支払いが難しい場合のもう一つ制度は、支払い猶予です。
支払い猶予の制度には、学生納付特例制度と納付猶予制度があります。
これは、平成37年6月までの限定の制度です。
学生納付特例は、20歳をすぎて年金支払いの義務が発生した大学生などのための制度で、働いておらず収入が少ない人の支払いを待つというものです。
納付猶予制度は、同様に50歳未満の所得が低い人に対する猶予となります。
年金の猶予は加入期間としては認められますが、免除のように保険料の支払いをしたとは見なされません。
申請の方法は?
申請は、住民票のある市・区役所、町村役場の国民年金担当窓口で行います。
申請書を記入して、状況に応じて所得や失業の証明などの添付書類とともに提出します。
自分が免除してもらえるのか分からない場合にも、窓口で聞いてみれば相談に乗ってもらえます。
免除の手続きは毎年行うことになりますが、納付期限から2年以内であれば遡って申請を行うこともできます。
減ってしまった年金受け取り額が気になる人へ
免除や猶予で注意をしたいのは、これらの制度によって加入期間は条件を満たしても受取額は満額ではないという点です。
年金を全て支払っているわけではないので、将来の受け取り額は減っています。
将来の受取額を増やすためには、免除や猶予で支払えなかった分を後納することができます。
基本的には2年間遡って支払うことができるのですが、平成30年までは特別に過去5年分を後納することができるようになっています。
黙って支払いを無視していた人も同様に、遡って支払うことができます。
過去5年分が支払える期限は決まっているので、払いそびれた分を支払うなら急ぎましょう。
免除申請をしたのと同じ窓口に申請をして支払います。
後納の期限を過ぎてしまうと支払いができなくなってしまうため、古いものから後納していくなどで過去の不足分を埋めていきましょう。
特に猶予では保険料を払ったという扱いにはならないため、注意が必要です。
年金の手続きをするなら今!
年金の支払いに困っている人、支払っていなかったという人は、所定の手続きをすることで救済措置を受けられる可能性があります。
特にお金に困っていて支払えない人にとって年金は優しい制度になっています。
早めに連絡をして、申請の手続きを取りましょう。
黙っていては何の解決にもなりませんが、申請することで年金の受取額が増えたり、受け取れる資格が得られることがあります。
年金はクレジットカードで支払える!
年金の支払いは、実はクレジットカードでも可能なのです。
クレジットカード支払い申し出書という書類に情報を記載してお住まいの役所へ提出すれば、誰でもクレジットカードで毎月支払うことができます。
つまり、毎月クレジットカードのポイントを貯めることができるので、毎月高額な年金を口座引き落としや現金で支払っていては勿体無いのです!
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