オリコカードの支払い遅れによって何が起きる?遅延しそうな時の対処法や支払い方法、カードの利用停止から再開までの流れと明細反映、引き落としの確認方法を詳しく解説しています。督促の電話とハガキの内容と信用情報への影響についても紹介!
この記事の目次
オリコカードの支払いに遅れるとどうなる?
毎月27日
カードの利用停止
遅延損害金が発生
再振替(再引き落とし)
郵送での督促
振込用紙付きの案内が届く
信用情報にキズがつく
オリコカードの支払いに間に合わない時の対処法
①支払い方法を変更する
オリコカードは会計後でもリボ払いに変更ができます。
リボ払いへの変更は1度にかかる支払い負担が軽くなるため「今月は支払いが厳しい!」という時に利用できます。
リボ払い支払いの変更期限
変更できるリボ払い | 受付開始日 | 受付締切日 | |
---|---|---|---|
インターネット | ・毎月リボ ・全部リボ ・一部リボ |
毎月13日〜 | マイ月リボ:支払予定月の10日 21:59 全部リボ:支払予定月の10日 21:59 一部リボ:支払予定月の18日 20:59 |
電話 | ・毎月リボ ・全部リボ |
毎月20日〜 | 支払予定月 8日23:59まで |
まだ変更可能期間内であれば、支払い遅れを防ぐことができます!
②お金を調達する
「絶対にどうしても支払い遅れにはしたくない!」という方は支払日が来る前に現金を調達して、引き落とし口座に入金をしましょう。
申込当日に借りれるカードローンもあります。
即日借入可能なカードローンと借り方について詳しくは以下の記事で解説しています。
③オリコカードに電話して遅れることを伝える
どうしても支払い遅れになることがわかっている場合、前もってオリコカードに連絡をしておきましょう。
支払日を過ぎた時点で支払い遅れにはなってしまいますが、電話をしておくことで信用を保つことができます。
電話をすると、「いつまでに支払いができるのか」「支払い方法」「振込先」などの案内があるので、指示にしたがって支払いをしてください。
④再振替・振込案内を待つ
オリコカードは支払いに遅れても再振替(毎月12日)や、振込の案内によって支払いをしても大きな問題にはなりません。
オリコカード内の顧客データ上は「支払い遅れ」扱いになりますが、信用情報にキズがつくほどではありません。
案内があった時には速やかに支払いを済ませてください。
オリコカードの利用停止と再開のタイミング
支払い遅れによるカード利用停止のタイミング
支払いに遅れると原則として翌日からカード利用停止となります。
「うっかり支払いを忘れていた!」という時もカードが使えなくなるため、注意してください。
Q.支払いに遅れたけれどカードが使えたのはなぜ?
A.支払い遅れによるカードの利用停止は、金融機関から「未払い」であったことの連絡を受けてカード会社がカードの利用を止めます。
つまり、金融機関から連絡がない間はカードが使えるのです。
原則、支払日翌日からカードの利用ができなくなりますが、タイミングによってはまだ使えることもあります。
支払い遅れによるカード利用再開のタイミング
支払い遅れを起こした後、支払いをしてもすぐにカードの利用は再開しません。
金融機関から支払い確認の連絡があった後、オリコカードがカード利用再開の操作をします。
連絡や操作に時間が必要なので、カード利用再開までの期間の目安は支払い後翌日〜5日程度と考えてください。
カード利用再開の確認方法
支払い遅れ後のカード利用再開に関しての通知はありません。
カードの利用再開を確認する方法は実際に使ってみる、またはオリコカードに連絡をして確認するしかありません。
連絡は電話での連絡になり、電話が混み合っていることも多いのでコンビニなど身近なところで使ってみることをおすすめします。
引き落としに間に合わなかった時の支払い方法
支払い遅れ日数別支払い方法
振込による支払い
再振替による支払い
振込案内による支払い
振込先を確認して支払い
支払いに遅れた場合、翌日から振込によって支払いができます。
再引き落とし日を待たずに支払いができるので、遅れに気づいてすぐに支払えば支払う遅延損害金も少なくて済みます。
さらに、こちらから支払い意思があることをオリコカードに伝えることもできるので、信頼を守るためにも効果的です。
振込先は、個人によって異なるためオリコサービスセンターに確認をしてください。
オリコサービスセンター
東日本 |
|
---|---|
西日本 | 福岡サービスセンター 092-261-5616 受付時間 9:30~17:30 (土・日・祝日は休み) |
再引き落とし日に支払い
オリコカードでは支払日の翌月12日に再引き落としを実施しています。
再引き落としは、登録している引き落とし口座から自動的に引き落とされる仕組みで、いつも通りの口座に利用金額を入金しておけば支払いができます。
再引き落としまでの遅延は日数に応じて遅延損害金が発生します。
※再引き落としを実施していない金融機関もあります。対象かどうかはオリコサービスセンターに連絡をして確認してください。
振込案内で支払い
支払日を過ぎても入金確認が取れない場合、1〜2週間ほどで、自宅に振込による支払いの案内が届きます。
支払い期限と振込先が記載されているので、速やかに支払いをしてください。
すでに支払いが終わっているのに、郵送で振込案内が届いた場合には、行き違いになっているのでそのまま破棄して問題ありません。
支払いが反映されるのはいつ?
支払いの反映はオリコマイページ(eオリコサービス)から確認ができます。
支払い反映までの期間
反映されるまでの期間 | |
---|---|
振込み | 入金確認の2〜3日後 |
口座引落し | 金融機関から入金連絡の3〜5日後 |
※入金確認後の日数で、支払い後の日数ではありません。
入金の確認ができてから、反映までには少し時間がかかり、特に土日・祝日が挟まれる場合は反映までの時間が遅くなります。
支払い反映の確認方法
オリコカード支払い遅れによる信用情報への影響
- 遅延損害金が発生する
- クレジットカードの利用停止
- カード会社からの評価が下がる
- 長期の延滞をすると信用情報に影響が出る可能性がある
- 繰り返すと強制解約されることも
- 長期滞納すると裁判や差し押さえも
再振替や振込の案内で支払い遅れに気づいて支払いをすれば大きな問題にはなりません。
ただし、支払いをしないまま、督促の電話や郵送物を無視していると、大きな支払い事故として信用情報機関に記録されます。
オリコカードの督促はある?
オリコカードの督促は郵送と電話で行われます。
1回目の督促は郵送での振込案内で、振込案内に記載されている期日までに支払いがなかった場合、電話での督促に変わります。
電話の内容は、支払い確認ができていないこと、いつまでに支払いができるか、振込先の確認で高圧的で怖い督促ではありません。
支払いがで確認できない間は電話がかかってきますが、1番やってはいけないのが無視です。
支払いできないのであれば相談することもできるので、きちんと対応をしたください。
オリコカードの遅延損害金
オリコカードの遅延損害金利率
オリコカードは支払い遅れ翌日から遅延損害金が発生します。
支払う金額は支払い残高に応じて日割りで計算されるため、すぐに支払いをすれば、支払う損害金も少なく済みます。
遅延損害金の計算方法
ここで実際に支払い遅れになった時にいくら支払うのかを実際のケースを例にして計算してみます。
例)
利用区分:ショッピング利用(遅延損害金利率:14.6%)
支払い残高:10万円
遅延日数:30日間
10万円×14.6%÷365日×30日間=1200円
支払う遅延損害金は1200円です。
遅延損害金の支払い方法
遅延損害金は支払い遅れになった翌月以降の明細に上がります。
遅延した月に支払うのではなく、後から支払う仕組みです。
支払い方法は遅延損害金が明細にあがった月の利用分と一緒に口座振替で引き落としされます。
遅延損害金のみ先に支払うことや、別で支払うことはできません。
まとめ
オリコカードは支払日から再引き落としまでの期間が長く、再引き落としまでに入金をしても遅延損害金が高くなってしまいます。
1番のおすすめは振込先を確認して支払いをする方法です。
支払い口座の確認方法は電話になってしまいますが、遅延損害金も安くなります。
支払い遅れは市内に越したことはありませんが、うっかり忘れてしまった時にはすぐに支払いを済ますことができる方法を取ることをおすすめします。

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