「今後も日本で暮らしていくつもりだから、お得になる日本のクレジットカードが欲しい」「でも外国人が作れる日本のクレジットカードなんてあるの?」
楽天カードは外国人のあなたでも作れる、比較的審査基準がゆるいと言われているクレジットカードです。
実際、インターネット上では「外国人でも楽天カードを手にすることができた!」という声が散見されます。
しかし、残念なことに100%確実に発行されるとは言えません。
日本人なら審査通過できそうな申込内容であっても、ある外国人の方は審査落ちしてしまったという声もあります。
これは、カード会社は外国人に対して、日本人よりも信用の実績を重視するからです。
そこで、この記事では、外国人でも楽天カードを発行してもらうコツを解説します!
読み終えていただければ、外国人でも楽天カードの審査に通過するコツがまるわかりですよ!
この記事の目次
楽天カードは、外国人でも申し込み可能
楽天カードは、年会費無料で、ポイント還元率が高い人気のクレジットカードです。
8秒に1人が申し込んでいることからも、注目度の高さがわかりますね!
ここでは、楽天カードを申し込む上で、外国人のあなたが悩みがちな要因についてまとめました!
年会費 | 無料 | 国際ブランド | American Express Master Card VISA JCB |
---|---|---|---|
基本還元率 | 1% | 利用可能枠 | 最大100万 |
海外旅行傷害保険 | あり | 国内旅行傷害保険 | なし |
ショッピング補償 | 一部対応 | 追加発行可 | ETCカード(年会費540円) 家族カード |
付帯電子マネー | 楽天edy | 支払日 | 月締め 翌27日支払い |
申し込み条件 | 満18歳以上(主婦、パート、アルバイト、学生でも可) ※高校生は除く |
①楽天カードは外国人でも申し込める
楽天カードは、外国人でも申し込み可能なクレジットカードです。
楽天カードの申し込み条件は、高校生を除く18歳以上と定められています。
国籍も関係ありません。
ただ、日本国内に住所があることが前提になります。
18歳以上であれば、アルバイトなどの不安定な収入状況でも申し込むことができます。
学生でも申し込み可能なので、申し込み資格は非常に敷居が低いです。
実際、インターネット上では、「楽天カードなら外国人でも発行された!」という喜びの声も見られます。
審査難易度がそれほど高くないとも言われていることも、多くの人が申し込む理由になっているとうかがえます。
②楽天カードはwebから申し込む
楽天カードは、webサイトからのみ申込可能です。
webサイトにアクセスし、申し込みフォームに必要要件を入力するだけで、申し込みは完了します。
webサイトの受付は、24時間年中無休です。
自分の都合がいいときに、さっと申し込める手軽さは素晴らしいですね。
もし、どうしても英語で問い合わせたい場合は、英語対応のコンタクトセンターに電話することができます。
- 楽天カード株式会社 コンタクトセンター
0570-66-6910 - 上記の番号がお使いいただけない場合
092-474-6287
営業時間(9:30~17:30)
楽天カードの申込の流れ
③名前の入力は、カタカナで!
申し込みフォームの名前の入力は、カタカナで入力してください。
楽天カードの申し込みフォームには、3つのお名前の入力欄があります。
名前は、外国人登録証に記載してあるものと同じ名前を入力してくださいね。
▲楽天カード公式HPより
姓名…カタカナで入力
せいめい…ひらがなで入力
Last name, First name…in alphabet
④web申込のメリット・デメリット
web申込には、メリットもデメリットもあります。
- 24時間いつでも申し込めること
- 身分証明書のコピーを用意しなくてよいこと
- 申し込みフォームの日本語を、自分一人で理解しなければならないこと
- 申込内容に不備があった場合は、問答無用で審査落ちになってしまうこと
時間や場所を選ぶことなく、申し込みフォームへの簡単な入力だけで、申し込みが完了するのは非常に手軽ですね。
しかし、web申込では、確認不足で何かしらの不備が発生した場合、理由もわからないまま審査に落ちてしまいます。
また、申し込んでいるうちに疑問が生じた場合、すぐに受け答えしてくれる相手がいません。
疑問をすぐに解決したい、という方は、楽天カード以外の店頭申込ができるクレジットカードが良いでしょう。
⑤外国人が審査通過しづらいと言われるのは、踏み倒しのリスクへの懸念
外国人は、クレジットカードの審査通過がしづらいから申し込まないという意見もあります。
これは、日本人と比べて、クレジットカード会社は外国人の踏み倒しリスクへの懸念が大きいからであると推測できます。
実際インターネット上では、日本人であれば心配なく審査通過できそうな申し込み情報でも、外国人の方は審査落ちしてしまったという声もあがっています。
外国人の踏み倒しリスクとは、どういうことなのでしょうか?
たとえば、ある留学生の方が日本の大学院に進学したとします。
在留予定期間は、2年間です。
2年間を日本で過ごしたのち、もし請求額が支払われないまま、帰国してしまったら、カード会社はお金を請求できなくなってしまいます。
細かく言うと、できなくはないのですが、お金の回収期間やそれに伴う費用のことを考えると、カード会社は泣き寝入りするしかないのが現状です。
日本で一番最初に外国人専用クレジットカードを打ち出したエポスGTNカードは、GTN社のサービス利用者限定で申し込むことができます。
このことからも、申込内容の確固たる裏付けが取れる外国人であることを重視していることがうかがえます。
参考:日本経済新聞
お金を返さずに海外に帰ってしまうことを、カード会社は非常に恐れているからこそ、外国人への審査はより慎重にならざるを得ないということが予想できますね!
外国人が審査で重視される特徴とは?
ここからは、クレジットカードを申し込む上で、一番気になる審査についてお伝えしてきます。
日本人の申し込みと外国人の申し込みとでは、審査で重視される特徴が少し違うようなので、外国人の方は要確認です。
①勤続年数が長い
勤続年数が長いことは、審査の上で非常に有利な特徴になります。
長く一つの会社に勤めているということは、安定して給料をもらい、日本に長く滞在する意思があると予想できますよね。
外国人のクレジットカード申し込みは、スーパーホワイトであることがほとんどです。
スーパーホワイトとは、信用情報機関に個人信用情報が全くない状態です。
具体的に言うと、今まで携帯電話料金を滞納することなく払ってきた、延滞事故を起こしていないなどです。
返済に関する信用できる記録がないので、他の情報から、申込者の信用性を判断する必要があります。
その判断材料のひとつとして、勤続年数は大きな役割を果たしています。
なので、現在留学生の方は、就職した後に申し込む方が審査通過の可能性は高いと言えそうですね。
②在留期間が長い
在留期間が長いことも、審査通過の可能性を高める大事な要因です。
これは、取得しているビザの種類にもよります。
日本には現在27種類のビザがあります。
永住権のある永住者ビザでは、滞在期間は無期限です。
日本人の配偶者であれば、5年、3年、1年6か月のどの期間が妥当であるかを、法務大臣が個々に決定します。
留学であれば、在学期間に妥当する期間です。
このように、持っているビザによって、日本に滞在できる期間が異なるのはご存じかと思います。
もし現在大学院生で、留学ビザで滞在しているあなたが、10万円を10回の分割払いでお買い物をした場合。
最低10ヶ月は、滞在期間がないとカード会社はお金を回収できません。
このように在留期間に余裕を持っていないと、カード会社の不安要素になります。
この人にクレジットカードを発行しても、お金を回収できないと考えられてしまうと、審査落ちになってしまいます。
在留期間には余裕をもって、申し込みましょう。
申し込み時にあると便利なもの
楽天カードは基本的に、書類提出なしで申込ができます。
しかし、審査の結果、書類提出を求められる場合もあります。
そのようなときに焦らないためにも、前もって以下の書類を用意しておくと便利です。
- 在留カード
- 収入証明書
- 外国人登録証
外国人の方が、クレジットカードに申し込みをする際に気をつけたいことが以下の記事にまとめられています。
やるべきことが時系列でまとめられていて、大変分かりやすいので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
審査に落ちてしまったら、クレヒスを磨く
残念ながら、審査に落ちてしまうこともあるかと思います。
楽天カードへの申し込みは何度でもできます。
しかし、むやみやたらに何度も申し込むよりも、クレヒスを磨いて申し込んだ方が、審査通過の可能性はぐっと高まります。
ここでは、今日からできるクレヒスの磨き方をまとめました!
①クレヒスとは
クレヒスとは、クレジットカードヒストリーの略です。
クレジットカードヒストリーとは、クレジットカードの利用履歴やローンの内容などの記録です。
このクレヒスを積み上げていくことを、「クレヒスを磨く」といいます。
クレヒスには、クレジットカードの申し込み状況も含まれます。
クレジットカードに審査落ちした記録は、6か月残ります。
他のカード会社でも審査落ちした記録があれば、「この人は何か問題がある人なのでは?」という疑念を持たれかねません。
再度申し込む場合は、6か月以上の期間をあけてから申し込むことをおすすめします。
この6か月の間に、クレヒスを磨いておきましょう!
②クレヒスの磨き方その1~別のクレジットカードを作る~
別のクレジットカードを作り、こつこつクレヒスを積み上げていくのも、クレヒス磨きとして非常に有用です。
クレヒスは一つの信用情報機関に集められ、全クレジットカード会社が確認することができます。
なので、別のクレジットカードであってもその利用履歴は、信用できるクレヒスとして認められます。
楽天カードは審査難易度が比較的低いクレジットカードだと言われていますが、審査落ちする場合があることも事実です。
その場合は、エポスカードが発行している外国人専用クレジットカードであるGTNカードを作るなどして、クレヒス磨きをしていきましょう。
また、バンドルカードを作るという手もあります。
バンドルカードは、ネット上で作れ、アプリで管理するVISAプリペイドカードです。
プリペイドカードなので、基本的に事前のチャージが必要になります。
しかし、ポチっとチャージという機能を使えば、最大2万円を後払いで利用することができます。
ポチっとチャージした日の翌月末までに、手数料をつけて返済する仕組みです。
しかし、手数料は非常に高額です。
▲バンドルカード公式HPより
翌月末にすぐ返済することが可能ならいくらかの手数料で済みますが、実は非常に高額な手数料です。
年利で考えると、40%を超える場合もあります。
やばいと噂のリボ払いの手数料は、年利15%ほどですから、非常に高金利ですね!
バンドルカードを検討している方は、事前チャージでの利用が圧倒的に安心ですね。
年会費無料、審査なし、という手軽さも魅力なので、クレヒス磨きの期間に持つのを検討してもいいかもしれませんね。
きっと次の審査では、良い結果がもらえる確率が高まりますよ!
バンドルカード

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③クレヒスの磨き方その2~携帯電話を自分名義で契約する~
携帯電話を自分名義で契約し、料金を延滞することなく支払っていくことも、クレヒス磨きになります。
クレヒスには、分割支払いの記録も含まれています。
多くのスマホは料金が高額ですので、分割で支払う場合が多いです。
スマホの利用料金を毎月しっかり支払いしていれば、「この人はきちんと支払いできる人なんだな」という印象を与えることができます。
日本でこの先も暮らしていくことを考えているのであれば、スマホは必要不可欠ですよね!
月数千円の支払いをコツコツ続けていくことも、次の審査に通過するための可能性を高めることにつながります。
まとめ
- 楽天カードは、外国人でも申し込み可能
- webサイトからのみ申し込み可能
- 名前は、外国人登録証と同じものを入力する
- 外国人には、料金未払いで帰国する懸念が発生する場合がある
- 外国人がより審査で重視される特徴
・勤続年数
・在留期間 - 審査落ちしたらクレヒスを磨く
- 再申し込みは6か月以上あけてから
楽天カードは、外国人でも手軽に申し込むことができるクレジットカードです。
しかし、審査に合格するにはいくつかおさえておきたい特徴があります。
審査可能性をなるべく高めて申し込みをし、好ポイント還元率でお得な生活を手に入れましょう!
楽天カードの基本情報
カード名 | 楽天カード |
---|---|
申込み資格 | 18歳以上 ※高校生を除く |
提携カード | VISA MasterCard American Express JCB |
限度額 | 最大100万円 |
発行時間 | 一週間程度 |
入会金 | 無料 |
年会費 | 永年無料 |
支払い方式 | 一括払い 分割払い リボ払い ボーナス払い |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
必要書類 | 不要 ※楽天会員登録必須 |
金融機関名 | 楽天カード株式会社 |
住所・所在地 | 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス |
電話番号 | 03-6740-6740 |
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