やばいと噂の「リボ払い」仕組みから解決方法までわかりやすく解説!

[最終更新日]2019/09/06

月々の支払い額が小さくなるって聞いたから、リボ払いにしちゃった!」「新しくローンを組むより、リボ払いのほうが手軽な気がする」「実はリボ払いにして、正直不安になってきた…」

リボ払いは、一歩間違えれば大惨事になりかねない支払方法です。
リボ払いは毎月の支払額は一定額に抑えながらも、大きな額のお買い物ができることから、利便性の高いクレジットカードの支払方法として広く採用されています。
しかし、高い手数料を支払う必要があります。
場合によっては、リボ払いの返済地獄に陥ることもあるので、「リボ払いはやばい」という声も多く聞かれます。
リボ払いがやばいと言われるのは、手数料や不明瞭な支払い残高といったちょっと難しい仕組みのためです。

そこでこの記事では、リボ払いの仕組みについて、図をふんだんに用いてどこよりもわかりやすく解説します!
さらに、リボ払いの実態や解決方法もお伝えします。
読み終えていただければ、今までよくわからなかったリボ払いについて、しっかり知識をつけることができますよ!

リボ払いとは?まずは仕組みや分割払いとの違いを徹底解説


「実は、30万円の全身脱毛コースをリボ払いで契約しちゃったんだけど、やばいかもしれない」
ちょっと大きな出費だけど、やりたいことがあるときってありますよね。
そんな時にリボ払いの便利さを聞くと、とてもありがたい手段に思えてきます。
しかし、リボ払いの仕組みを改めて聞かれたら、よくわからないというのが正直なところではないでしょうか。
まずは、リボ払いの基本的な仕組みをお伝えします。

①リボ払いは返済金額+手数料を支払う仕組み

 
リボ払いは、毎月の支払日に利用残高のうちの一定の利用金額と手数料とを合わせた金額を返済する支払方法です。
その支払い金額は、カード会社にもよりますが、毎月最低数千円程度にすることができます

わかりやすくいうと、手数料を支払うことでちょっとずつお金を返していけるスタイルです。

「大きな金額のお買い物をしたいけれど、正直支払いの目途がたたない…」というケースにはありがたい支払方法です。

では、なぜ手数料がかかるのでしょうか?
それは、簡単に言うと、クレジットカードの仕組みが借金と同じものであるからです。
クレジットカードは、利用者の会計を建て替えてくれるものです。
「建て替えてもらったお金を、カードの引き落とし日までに返済することを約束します」という、利用者とカード会社との信頼関係で成り立っています。
この利用分のお金が返済できないとなると、困ってしまいますよね。
「最低この金額を返済するのであれば、利用分全額返済はもう少し待ってあげてもいいよ」というカード会社の恩情ともいえるものです。
この返済を待ってもらうための手間賃として、手数料を支払うことになっています。

ここがポイント

リボ払いの支払い額=分割返済金額+手数料

<リボ払いの語源>

リボ払いは、リボルビング払いの略称です。
リボルビングとは、英単語の【revolve】。
これは、「回転する」「ぐるぐる回る」という意味です。
支払いがぐるぐる回る…そう考えると怖いですね。

ちなみに、あえて英語でリボ払いをいうのであれば、Revolving PaymentあるいはMonthly Installment が考えられます。
しかし、海外ではクレジットカードの支払方法を会計時に選ぶことはほとんどありません。
海外旅行などでクレジットカードを使う場合、支払いコースはカード会社の初期設定に指定されています。
つまり、初期設定が一括払いなら海外でのお買い物は一括払い。
リボ払い設定になっていれば、海外のお買い物はすべてリボ払いで処理されるということです。
海外に行かれる予定のある方は、ご自身のクレジットカードの海外での支払いコース設定が何に設定されているのか、しっかり確認してからのおでかけをおすすめします。

②リボ払いにも種類がある!定額、定率、残高スライド、元利、元金とは

ここでは、リボ払いの種類を説明します。
似ている単語が多く、頭の中でこんがらがってしまいそうですが、無視はできないところです。
まず注意していただきたいのは、定額方式なのか、元定率方式なのかなど、リボ払いの方式は自分で選ぶことができない点です。
カード会社ごとに、あらかじめ決められています。
そしてさらに残念なことに、わかりやすく○○方式だと示されていることは少なく、自分で契約内容をよく読み込まないとどの方式なのか分からないことが多いです。
クレジットカードを申し込む前の段階で、もしリボ払いにするとしたらどんな方式なのだろうか?とチェックしておくことをおすすめします。

(1)定額方式と定率方式の意味と違い

定額方式は、毎月定額を支払う方法です。
定率方式は、毎月定率で支払う方法です。

定額方式は、残高に関わらず毎月いくら返済するという返済額を決めることができます。

定率方式は、残高に対して何%を毎月返済するのかを決めることができます。


▲定額方式の返済イメージ


▲定率方式の返済イメージ

定額方式では、毎月決まった額を返済していくので、支払残高は直線的に減っていきます。
対して、定率方式では、支払残高を基準に考えているため、支払残高が少なくなるにつれて支払残高の減退スピードが鈍くなっていきます。

つまり、定額方式は良くも悪くも一定のスピードで返済が進みます
定率方式では、支払残高が大きければ大きいほど返済スピードが早くなり、支払残高が少ないほど返済スピードが遅くなります

(2)残高スライド方式

残高スライド方式とは、支払残高によって返済金額が変わる方式です。

たとえば、30万円のリボ払い契約の場合
どこかで支払残高が20万円以下になります。
「支払残高が20万円以上のときは、最低返済金額は月2万円」だけれども「支払残高が20万円未満のときは、最低返済金額は月1万円」というように、最低返済金額が残高によって変動する仕組みです。
残高がいくらの時に金額が変わるのか、はカード会社によって変わってくるので、ご自身のカードの契約内容を今一度確認してみてくださいね。

(3)元利と元金の違い

元利は、毎月の支払金額にリボ手数料(利息)が含まれます
元金は、毎月の支払金額にリボ手数料(利息)が含まれていません


▲元利と元本の違いイメージ

上記の図は、毎月1万円を返済すると仮定したときの元利と元本の違いです。
元利のときは1万円の中に、手数料が入っています。
元金のときは、1万円にプラスして手数料を払う必要があります。
元利では、手数料込みの支払額なので、支払金額がほぼ一定になります。
しかし、手数料の分、返済に充てられる金額は少なくなります
元金では、毎月の支払金額は手数料の分変動します
しかし、毎月支払額は全額返済に充てることができます

元利と元金どちらの支払スタイルなのかは、カード会社によって変わります。
ご自身の契約内容を確認してみてくださいね。

③リボ払いと分割払いとの違いは、返済額と回数のどちらを選ぶか

リボ払いについて少しイメージが湧いたところで、「分割払いと何が違うの?」と疑問を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

リボ払い分割払いとの違いは、何を基準に支払う方法を選ぶかです。
リボ払いでは、1回あたりに支払う金額を選ぶことができます。
分割払いでは、何回に分けて支払うのかを選択します。

リボ払いは、返済額を選べる代わりに、いつ支払が終わるのかという支払回数は不明確です。
対して、分割払いは、3回なら3回で終わりますし、10回なら10回と完済までの支払回数が明確です。
分割回数については、カード会社によって選べる回数が違うので、ご自身の契約内容を確認してみてくださいね。

④リボ払いとローンの違いは、申込方法と元本が増える可能性の有無

リボ払いローンも、比較的大きなお買い物の際に非常に助かる方法です。
リボ払いとローン契約には、申込方法と元本が増える可能性の有無に大きな違いがみられます。

(1)申込方法の違い

ローンの契約をする場合、新たに契約を申し込む必要があります
脱毛サロンやクリニックにカウンセリングへ行く際に、通帳や印鑑の持参を求められることがあります。
これは、カウンセリング当日に医療ローンを契約する可能性を念頭に置いてのことです。
ローンの契約は、お金の貸し借りにあたるものなので、申込の際には審査を通る必要があります。
審査に通らなければ、ローン契約を結ぶことはできません。

それに対して、リボ払いは、自分でクレジットカードの支払いコースを変更するだけです。
カード会社によっては、ネット上からお手軽に変更できるサービスも展開しています。

リボ払いのほうが、より手軽な方法であると言えますね。

(2)元本が増える可能性の有無

元本とは、利息の元になるお金のことです。
ローンでは、借りるお金の総額のことを指します。
リボ払いでは、リボ払い設定したお金の総額のことです。
30万円の脱毛コースをリボ払いで契約するのであれば、この30万円が元本になります。

ローンは、元本が増える可能性がありません
リボ払いは、元本が増える可能性があります

ローンは、「こういうことがやりたいのでこの金額を貸してください!」と申し込むものです。
つまり、使い道が限定されているんですね。

リボ払いは、クレジットカードの支払方法のひとつに過ぎないので、使い道は特に限定されていません。
脱毛コースのほか、旅行代金や日々のお買い物もリボ払いにすることができます。
なので、リボ払いに設定した支払金額は、どんどん元本に加算される可能性があります。

元本が増えると、利息の増額にもつながります。
利息は、元本ありきで算出するものだからです。
元本が増えてしまうと、一定額を返済していくリボ払いでは、支払い期間が延長されてしまいます。
30万を1万円ずつ返すなら30回ですが、100万円を1万円ずつ返済するとなると100回かかりますよね。
支払い期間も延長されますし、期間が延長されれば手数料がかかる期間も増えてしまいます。

元本が増えると、支払い期間・手数料・手数料がかかる期間が変わります
したがって、リボ払いでは特に、借りたお金はいくらなのか把握しておくことが大切です。

リボ払いのメリット・デメリットとは?


リボ払いの基本的な仕組みについて、イメージはついたでしょうか?
次は、リボ払いが持つ特徴をメリットとデメリットの観点からご紹介します。

①リボ払いのメリットは支払い管理のしやすさと申込の手軽さ

リボ払いのメリットは、支払い管理のしやすさと、申込の手軽さです。

(1)支払管理のしやすさ

リボ払いは、毎月の引き落とし額がほぼ一定になる支払方法の一つです。
なので、30万円のお買い物をした月も、設定金額によっては月々数千円の支払いにすることができます。

1月は10万円の支払いだけれど、2月は30万円の支払いというような、支払金額の上下が激しいケースはちょっと疲れてしまいますよね。
リボ払いでは、このような毎月の支払額の乱高下を防ぐことができます。

また、月の引き落とし金額を数千円に抑えることができるため、支払いが滞るいわゆる延滞事故を防ぐこともできます。
延滞事故が続くと延滞記録が残り、ブラックリストに登録されてしまいます
ブラックリストに登録されてしまうと、新たにクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりすることが難しくなってしまいます。

支払い管理がしやすいことで、ブラックリスト入りを防ぐことができる点は、大きな特徴です。

(2)申込の手軽さ

リボ払いは、手軽に大きな金額をカード会社から前借して契約することができます。
この点は、ローンと変わりありません。
しかし、ローンのように大掛かりな申込は必要ありません。
ローンに申し込む際には、銀行の通帳や印鑑を用意したり、審査に通過したりする必要があります。
例えば、脱毛コースの契約で医療ローンを組む場合では、申込用紙への記入が求められます。
記入する内容は、氏名、住所、職業、年収などクレジットカード作成時の申込内容と、あまり変わりありません。
また、医療ローンの結果が出るまでに10分程度は時間がかかります。

その一方でリボ払いでは、自分で支払いコースでリボ払いを指定するだけでリボ払いになるので、非常に手軽です。
お会計時に、「リボで」とたった3文字言うだけで、その場でリボ払いの設定ができてしまいます。
また、「あとからリボ」というサービスを使用すれば、一括払いを指定したものも、その名の通り後からリボ払いに変更することも可能です。

こうした手続きの手軽さも、リボ払いの特徴です。

②リボ払いのデメリットは手数料と支払い残高のわかりづらさ

リボ払いには大きなメリットがある一方で、無視できないデメリットが存在することも事実です。
また、デメリットの大きさから、「リボ払いはやばい」とリボ払いを危険視する声も多く聞かれます。
リボ払いのデメリットは、手数料がかかることと、支払い残高のわかりづらさがあげられます。

(1)手数料がかかる

リボ払いでは、返済金額に手数料を添えて返済する必要があります。

この手数料は、カード会社にもよりますが、実質年率15%程度に設定されています。
たとえば、30万円の脱毛コースを楽天カードのリボ払いで月5000円の元金で支払う場合、手数料も含めた総額は414,360円になります。

手数料額は、毎月同じ額になるわけではありません
手数料は、引き落とし日の元本の額=締切日残高を元に算出されるものだからです。
元本が減額すれば、手数料も減額になります。
他にリボ払いで買い物をしていれば、その金額も元本に合算されます。
元本が増えると、手数料も増額になります。

一括払いの場合、この手数料はかかりませんから、お金が余計にかかる点はデメリットだと言えますね。

また、この手数料のために、毎月の引き落としはきちんとされているのに、そのほとんどが手数料の支払いに充てられ、元本の返済はほとんど進んでいないということがあります。
これは、元利方式で顕著です。
元利方式では、毎月の返済額の中に手数料が組み込まれているからです。

再度、30万円の脱毛コースをリボ払いで契約した場合を考えてみましょう。
初回の支払いは、以下のようなイメージになります。

元本 【30万円】
実質年率 【15.0%】
月の支払い金額 【5000円】
  • 元利方式 
     返済金1250円+手数料3750円=5000円
  • 元金方式 
     元金5000円+手数料3750円=8750円

5000円の返済と1250円の返済では、大きな違いですよね。
こうした手数料のことを考えていかなければいけない点は、リボ払いの難しいところです。

(2)支払い残高のわかりづらさ

支払い残高のわかりづらさも、リボ払いのデメリットとしてあげられます。
支払い残高は、明細の元本と書いてある部分で確認できます。

リボ払いは分割払いと違い、あと何回支払えば完済できるという目安が非常にわかりづらいです。
例えば、30万円のリボ払い契約を月5000円で返済していく場合、単純に割ると60ヶ月つまり5年もかかります。
5年前のお買い物代金を支払いし続けると考えると、気が遠くなりますよね。
わたしだったら、覚えていないかもしれません。

また、他のお買い物でもリボ払いを使用した場合、支払い残高が増えてしまいます
こうなってしまうと、自分が一体あといくら返済する必要があるのか、何回引き落とされるのか、支払期間がいつまで続くのかわからなくなってしまいます。

さらに、毎月滞りなく引き落としがされていると、「支払い残高はよくわからないけれど、きちんと引き落としがされているから大丈夫だろう」と使いすぎてしまうことがあります。
自分がいつ、どのくらいお金を使ったかがわかりにくくなってしまいます。
お金を使った自覚がないと、まだ使っても大丈夫だろうと思いがちです。
このようなことが続くと、雪だるま式にリボ払いの支払い残高がかさんでいくことになります。

自分の支払い残高や、お金の出入りを把握するには、利用明細を見ることが、一番確実な方法です。
しっかり確認してみてくださいね。

「リボ払いはやばい」の実態とは?

「リボ払いはやばい」というのは時々耳にしますよね。
リボ払いの仕組みがイメージできたところで、リボ払い地獄の実態についてみていきたいと思います。

①リボ払いの相談件数は800件超え

国民生活センターによれば、2017年度のリボ払いに関する相談件数は891件です。

この件数は年々増加傾向にあり、2006年から2016年の10年間では約8倍になっています。


国民生活センターPIO-NETデータの「リボルビング」集計をもとに作成

その相談の中身は、「リボ払い専用カードだと知らずにカードを作ってしまった」「契約時の支払いコースにリボ払いを選択していた」「知らないうちにリボ払いになっていた」などです。

相談された方の中には、「月の支払いが十数万になってしまった」「何社ものクレジットカードをリボ払いにしてしまった」「その結果返済するために500万円ほどの借金を負ってしまった」といった方も見られます。

経済産業省は、リボ払いについてよりわかりやすい情報提供をするように要請しましたが、残念ながらその効果が出ているとは言えません。
参考「クレジットカード取引に関する消費者問題についての調査報告及び建議の概要」77ページ

自分の身を守るためにも、契約内容をすみずみまで読み込む事が大切です。

②勝手に支払方法がリボ払いに変更されているかも!?

「脱毛コースの契約だけリボ払いのつもりだったのに、コース契約したあとのお買い物がすべてリボ払いになっていた!」
こうした、リボ払いにしたつもりのないものまでリボ払いになっているケースがあります。

これは、自動リボという機能のためです。
自動リボでは、翌月1回払いの利用額が自動的にリボ払いになるサービスです。
レジで「1回払いで」と指定したものも、自動的にリボ払いに切り替わります。

カード会社によっては、申込時に自動リボ機能をつけるか選ぶことができます。
このとき、自動リボに「申し込む」を選択してしまうと、自動的にすべてのお買い物がリボ払いになってしまいます


▲楽天カード申込フォームより抜粋

また、電話やwebサイト上から自動リボ機能指定することもできます。
webサイトから変更できる手軽さは便利ですが、自動リボ設定の解除を行う際に気をつけなければいけません。

インターネット上では、自動リボを解除すると選択されていても、解除されていないことがあるという声がみられます。
このとき、自動リボへ未登録の状態にしないと、自動リボ設定は解除されないようです。

リボ払いにしたつもりのないものがリボ払いになっていると、思わぬ手数料が発生し、だらだらと返済が続いてしまう恐れがあります。
「こんなはずじゃなかった!」となることを防ぐためにも、自分が思った通りの支払いコースになっているのか、明細をしっかり見ることが大切です。

リボ払いはなぜ導入されているの?

メリットもあれば、デメリットもあるリボ払い。
大きなデメリットのために、多くの人がリボ払いのトラブルに巻き込まれています。
それでもなおリボ払いが導入されているのには、どういった理由があるのでしょうか?

リボ払いでカード会社が得をするから

リボ払いが導入されている理由は、端的に言うと、カード会社が得をするからです。
カード会社は以下の3つで収入を得ています。

カード会社の収入源

  • 年会費
  • 加盟店手数料
  • 会員手数料

年会費は、カード会員が会員資格を維持するために年間を通して支払うお金です。
加盟店手数料は、クレジットカード決済を扱うお店が支払うお金です。
会員手数料は、私たち会員が、クレジットカードのさまざまなサービスに対して支払うお金です。
リボ払いの手数料は、会員手数料に含まれます

例えば楽天カードでは、2019年の3ヶ月のリボ残高を参考に考えると、年間815億円もの利益が見込まれます。

楽天株式会社 2019年度第1四半期決算説明会より作成

カード会社にとっては非常に大きな利益を生むので、リボ払いが導入されているんですね。

リボ払いの解決法


「リボ払いはなんだか自分に合ってない気がするのでやめたい」「リボ地獄に片足入ってるから、どうにかしたい!」「リボ払いって親にばれたら怒られる!」
そういった方向けに、リボ払いの解決法をシンプルにお伝えします。

①早期返済が何よりも大事

リボ払いを解決するには、何よりも早期返済が大事です。

リボ払いは、利用金額を細かく分けて返済できる代わりに、手数料が発生する仕組みです。
手数料こそ、リボ払いがやばいと言われる最大の要因です。
この手数料は、元本がいくらなのかを元にはじき出されます。

つまり、支払い回数と元本が少なければ少ないほど、手数料を減らすことができます

多くのクレジットカードのリボ払いの手数料は、実質年率15%です。
これは、1年かけて返済する場合、手数料は15%かかるという意味です。
つまり、半年で返済できるのであれば、手数料の半分の7.5%になります。
支払期間が短くなるほど、手数料がかかる回数も減りますし、手数料額自体も減額することができます。

実際どのくらい変わるのかをまとめてみました。
30万円を定額元金方式のリボ払いにした場合、月5000円から5000円ずつ月額返済金を増額していくと以下のように変化します。

毎月の支払金額 完済までの回数 手数料
月5000円 60 114,360円
月10000円 30 58,125円
月15000円 20 39,370円
月20000円 15 30,000円
月25000円 12 24,372円
月30000円 10 20,625円

月に5000円増額するだけでも、手数料はかなり大きく変化しますね。

また、リボ払いは繰り上げ返済一括返済ができます。

繰り上げ返済は、いつもより多くお金を返済することです。
「いつもは月5000円の返済だけれども、臨時収入があったから、いつもの10倍の50000円返済する」といったことができます。
このケースであれば、10か月分の返済を一気にすることができるので、手数料や元本を減らすことができます。

一括返済は、支払い残高を一気に返済することです。
たとえば、「30万円の脱毛コースのうち10万は自分で支払ったけれど、もうリボ払いはやめたい…親に残りの20万を借りて返済する」といったことができます。
勝手に大きな金額の契約をしたことや、お金を貸してほしいということに、ご両親はお怒りになるかもしれません。
しかし、いつまでも返済が終わらない借金地獄に陥るよりも、ご両親に怒られてでもお金を返済したほうが、今後の生活のためにも健全ではないでしょうか。

リボ払いの契約をしてしまったものは、元に戻すことはできません。
危険性に気付き、解決のために動き始めたときが早ければ早いほど、被害は小さく済みます。
早期返済こそ、一番の解決方法です。

②弁護士や国民生活センターに相談する

少し多めに返済できる余裕もないし、金銭的に頼れる人もいないという方は、弁護士や国民生活センターに相談してみてはいかがでしょうか。

直接の返済につながる突破口にはならないかもしれません。
しかし、相談することで、解決の糸口が見えてくることもあります。

1人で抱え込まず、誰かに相談することも考えてみてくださいね。

まとめ

  1. リボ払いは、利用金額+手数料を支払う
  2. リボ払いの方式は3種類
    • 定額方式…毎月定額を返済する
    • 定率方式…毎月定率で返済する
    • 残高スライド方式…支払い残高によって、毎月の最低支払金額が変動する
  3. 毎月の返済は2タイプ 
    • 元利…毎月の支払金額の中に手数料を含む
    • 元金…毎月の支払金額の中に手数料を含まない
  4. リボ払いのメリット
    • 金銭管理がしやすい
    • 申込が手軽
  5. リボ払いのデメリット
    • 手数料がかかる
    • 支払い残高がわかりづらい
  6. 自動リボ払いに設定され、勝手にすべての支払いがリボ払いになっていることがある
  7. 繰り上げ返済一括返済で早期解決

リボ払いにはメリットもありますが、大きなデメリットのために多くの人がやばいと感じている支払方法です。
果たして自分に合っているのか、きちんと見極めて利用してくださいね。



この記事の監修専門家

ギーク教授
ギーク教授
元信販会社
国内唯一の国際ブランド会社の本社にて、クレジットカード・キャッシング、個人向け融資の営業、申込受付、審査、部署リーダーなど様々な業務を在職中に経験。客観的かつ公平な読者目線のコンテンツづくりに日々励む。「家族や友人の悩みを解決できる情報提供」をモットーに、お金で苦しむ人が少しでも減る原動力になりたい。
                     

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