こんにちは!ライターのmiyamotoです!今回は、クレジットカードに少々抵抗のある人が便利に使えるデビットカードについて比較検討してみましょう。
クレジットカードにもいろいろあるように、デビットカードにもそれぞれに違いがあり、内容を吟味して選ばないと使いにくく感じられたりするものです。
デビットカードの発行は、銀行などの金融機関が行っていますので、まずは有名なメガバンクなどから検討してみると良いでしょう。
今回登場するのは、ユーザー数の多い日本三大メガバンクである三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行の3行です。
この記事の目次
基本スペック比較表
券名 | 三菱UFJ-VISAデビット | 三井住友銀行ジェイデビットカード | みずほ銀行ジェイデビットカード |
---|---|---|---|
券面 | ![]() |
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発行手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
年会費 | 1,080円(税込)※23歳以下または、前年10万円以上利用で無料に | 無料 | 無料 |
ポイントプログラム | なし | なし | なし |
還元 | 毎月の利用金額の0.2%がキャッシュバック | なし | 対象の店舗での利用で金額の0.5%のキャッシュバック(上限100円) |
ショッピング保険 | 購入日から60日間に限り、年間100万円(自己負担額1件あたり5,000円) | なし | なし |
それ以外の保障 |
不正利用補償 |
||
利用時間 | 24時間 | 月は7:00~0:00 火~土は24時間 | 月~金は24時間 |
公式サイト | ▶︎詳細はこちら | ▶︎詳細はこちら | ▶︎詳細はこちら |
デビットカードを選ぶポイントは?
デビットカードは、日本ではまだあまり利用する人が少ないように感じられますが、海外では非常に高い評価を得ているカード決済方法の一つです。
国内だけでなく海外でも利用できるものを選択することで、クレジットカードと同じような使い方をすることもできます。
基本となるデビットカードの知識と合わせて、上記メガバンクから発行されているデビットカードの良さを比較してみましょう。
「 VISAデビット」or「Jデビット」?
まず最初に理解したいのは、「 VISAデビット」と「Jデビット」の違いです。
三菱UFJ銀行から発行されているデビットカードはその名も「三菱UFJ-VISAデビット」、「VISAデビット」という種類のデビットカードです。
他の二つは「Jデビット」と呼ばれるもので、この2種類には大きな違いがあります。
「VISAデビット」とは、国際ブランド「VISA」のついているデビットカードで、クレジットカード同様にVISA加盟店での利用が可能です。
国際キャッシュカードとしても利用可能で、海外でのATM出金で外貨を手にすることも自在です。
一方「Jデビット」は日本国内にある「J-Debit(ジェイデビット)」マークの表示があるお店でのみ利用できます。
また、Jデビットはネット利用や海外ATMでの出金などが行えないものです。
このことから、Jデビットは現在あまり人気のないカードとなっています。
ただし、日本では「デビットカード払いで」と伝えるとお店の人はJデビットを想定するので、VISAデビットの場合には少し面倒です。
VISAデビットカードを使う場合には、「一回払いで」とクレジットカードのように伝えると良いでしょう。
年会費は高い?
みずほと三井住友銀行では年会費は無料ですが、三菱UFJ-VISAデビットは年会費がかかります。
デビットカードは信用払いではなく一括で現金払いのようなものなのに、年会費を取られるのは勿体無いと考える人もいますが、使い方次第で年会費以上の価値を見いだせることもあります。
そもそも1000円程度の年会費であれば、ATM手数料の節約で十分に元が取れる人も多いのではないでしょうか。
加盟店の多いVISAでカード払いを行うことによって、ATMの利用は格段に減るはずです。
また、クレジットカードと比較すれば安いと言える年会費でショッピング保険なども付帯しているという点も見逃せません。
どこで使うかによって利便性を追及
三井住友銀行とみずほ銀行のJデビットを選ぶか、三菱UFJ-VISAデビットを選ぶかは、その人のデビットカードの利用場所によって決まります。
海外でも利用したいという場合や店も時間も選ばずにいろいろと使いこなしたいという場合には、VISAデビットがおすすめです。
しかし、毎日決まったお店のみでの利用で、海外旅行にもあまり行かないという人ならば、Jデビットで十分な場合もあります。
自分のよく行くお店でJデビットがあり、そこでしか使わないという場合なら、年会費のかかるVISAデビットを選ぶ必要はありません。
キャッシュバックもあるみずほのデビットカードなら、ほどほどにクレジットカードのようなお得感も楽しめます。
大手メガバンクからデビットカードを選ぶなら
三菱UFJ-VISAデビット・三井住友銀行・みずほ銀行の3行のデビットカードには、それぞれに良さがあります。
自分がよく利用しているメインバンクやよく利用するお店などを考えて、使いやすそうなものを選びましょう。
年会費のあるデビットカードを選ぶなら、元が取れているかどうかも確認が必要です。
【発行数No.1】三菱UFJ-VISAデビット
三菱UFJ-VISAデビットは、デビットカードユーザーの中でも最も人気のあるデビットカードとなっており、通常1100円(税込)かかる年会費も初年度年会費無料、次年度以降も10万円以上の利用(約月8,000円の利用)で年会費が無料になっています。また、15歳〜23歳(中学生は除く)までは年数に関わらず年会費が無料となっているのに、不正利用時の補償なども付いているため、海外留学などでも1枚持っておくと重宝するデビットカードです。
年会費 | 入出金手数料 | 振込手数料 | ポイント還元率 |
1100円 | 0円 | 0円 | 0.2% |
還元方法 | 審査 | 海外利用手数料 | ポイント貯蓄度 |
キャッシュバック | – | 110円 (海外事務手数料: 取引金額の3.0%) |
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※利用ATMや利用時間・取引銀行などによっては手数料がかかる場合もあります。
メリット
- 初年度年会費無料で持てる!
- 月々0.2%〜0.5%のキャッシュバックサービスあり!
- 不正利用時の保証付き!
デメリット
- 年に10万円未満の利用だと年会費が1100円かかってしまう(約月8,000円の利用で翌年も無料!)
こんな人にオススメ!
デビットカードをメインの支払い方法として、どんどん利用する予定の方
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