こんにちは！ライターのmiyamotoです！借金を利用せずには生活ができない傾向のことを借金癖と言いますが、そんな恐ろしいクセは少しでも早く治したいものです。
しかし、この借金癖には難しい問題があり、治すためにはその人自身だけでなく周囲の人も巻き込むことになるでしょう。
本気で借金癖を治そうとするのであれば、痛みを伴う対策もやむを得ないものです。
借金癖のある人は追い詰められなければ、自分がそうであるという自覚が起こらないため、いざ治す際には大事になってしまうこともあります。
本気で借金癖を治すために重要なポイントについて考えていきましょう。
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借金癖にはどんな特徴があるの？
まず最初に借金癖の特徴と、それによって起こる治し方の難しさから考えていきましょう。
ポイントは以下の3点です。
- 自覚がない
- 我慢ができない
- 目先のことしか考えられない
自覚がない！
借金癖は自覚がない、と書きましたが、これは「借金をしている事実を感覚や感情として理解できない」ということです。
頭では借金をしたことを理解できているようですが、借りたお金も自分のもののような感覚になってしまいます。
手元にお金が入ると、それが借りたお金であれ自分の働いた給料であれ、豊かになった気持ちになり、一時の気持ちのままに使ってしまいます。
借金が増えてきて限度額いっぱいになったりすると、まずいな、とは思うものの、カード会社や消費者金融などから「限度額増額のお知らせ」でも届こうものならすぐに借り入れをしてしまいます。
限度額の増額は、まるで自分の口座残高が増えたような気分に感じられてしまうのでしょう。
我慢できない！
「子供じゃないんだから」と思うかも知れませんが、借金癖にせよ、アルコール中毒にせよ、それこそ「麻薬中毒」にせよ、自分で止めたいからと言って簡単にやめたり、量をコントロールできるものではありません。
我慢ができないのは、単なる子どもじみたわがままではなく、その人の感覚では普通のことに見えていたり、我慢をする必要性自体が分からないためなのです。
また、借金癖を持つ人の多くに見られる特徴として、自分の収入以上の出費を止められないという問題があります。
高収入であるにもかかわらず、それ以上に浸かってしまい、借り入れを繰り返す人も多いものです。
多くの借金癖には浪費癖が伴っています。
目先のことしか考えられない！
このことがさらに事態を悪化させます。
始めて借り入れをした時には自分の収入から返済を試みたでしょうが、借り入れの額が多くなってくると収入では追いつかず、新たな借り入れをして返済に充てるようになっていきます。
また、お財布が膨らむと生活費のことも考えずにパーッと使いたくなったり、自分には手の届かない高価なものを欲しがったりします。
目先のことしか考えられないため、借金が膨らんでいても一時的に少しでも返済が進んで督促がなくなると安心してしまうこともあります。
長期的に借金を返済していこう、もう借り入れはやめようという発想にはならないのが借金癖の怖さです。
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借金癖をなんとか治すためには？
借金癖を治すためには、周りが忠告をしたり怖さを説くことは役立ちません。
借金癖は「借金ができない状態」を作ることしか解決方法はないと考えてください。
深みにはまらないようにするには、家族などが悪役を買って出て、その人のカード類を取り上げてしまうことが必要です。
さらに、新しく申し込みをしないように見守ることも必要となります。
ある程度債務が溜まっていれば、新たな借り入れができるところが少なくなっています。
そのため、悪徳業者や闇金などに手を出してしまう人もいて大変危険です。
自分たちだけではどうしようもない時は
その人の借金癖を個人の力ではコントロールできない、さらに借り入れも多く返済も自転車操業となっている、という場合には、法の力を借りて借金を止めましょう。
債務整理にはいくつかの方法がありますが、状況によって選択することになります。
債務整理を行う際には、弁護士に依頼すると安心です。
債務整理の良さは、借金を減らしたり、無くしたりすることもありますが、第一に「新しい借金ができなくなる」ことがあります。
整理をすれば、貸金業者やクレジットカード会社などの情報共有機関にその情報が記載されて、一定期間は審査が通らなくなります。
また、当然ですが、現存のカード類も使えなくなります。
その期間を、借金体質の生活を改めて、あるものでしか生活できないことを知る期間として生かすと良いでしょう。
ただし、債務整理の中にはマイホームやマイカーなどを含む資産を弁済に充てなければいけない場合などもあります。
また、家族は当然のことながら、世間にも借金のことがバレてしまうリスクもあります。
こうして被った痛手を先々の教訓として生かすのも良いですが、整理の仕方を慎重に選択することも必要です。
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借金癖を治すには覚悟が必要
借金癖は、その人自身も周りの人も生半可な気持ちでは治すことができないものです。
やるのであれば、徹底的に止めさせる覚悟で借金癖と、そして現在ある借金と向き合いましょう。
借金癖は治らないものではありませんが、中途半端に行ってもどうにもなりません。
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